PR
写真:加藤康
[画像のクリックで拡大表示]

 「出荷完了のご連絡」。とうとう来た。ソフトバンクオンラインショップから舞い込んだ電子メールは、およそ70日間にわたる待ちの時間に終わりを告げた。いよいよ彼(女?)がやってくる。

 「ん?」。気がつけば同一時刻、同一差出人のメールがもう一通。「お手続き完了のご連絡」。え、ちょっと待って。まだ完了してないですよ。肝心の彼(女?)は一体、いつ来るの?

 改めて文面を追うと次の一言が。「送付先最寄の運送会社の集配所に到着次第、運送会社から配送日に関するご連絡がありますので、いましばらくお待ちください」。やっぱりまだまだ待たされるのか…?

 ソフトバンクロボティクスが販売する「Pepper」を手に入れることができた。自分自身、ロボットを買ってみたのは初めてだ。同じ体験をこれからするであろう世界中の人々のためにも、家庭用ヒト型ロボットの購入という世に先駆けた経験を振り返ってみたい。

 Pepperの予約が完了したのは約2カ月前。それから60日ほどたって「本申し込みご依頼のご連絡」が届く。それまで一切音沙汰がなかったのは、実際に届けるメドが立つまで、不用意に期待を持たせてはいけないとの配慮だろう。

 メールを開くと「本申し込み」の案内がある。「本申し込みにつきましては、 本メールでのご案内から21日間とさせていただいております…(中略)…21日を経過した場合は、 ご予約お申し込みはお取り消しとさせていただきます」。踏みとどまるならここで、ということか。

 何しろ購入したモデルは、19万8000円の本体に加えて、「Pepper 基本プラン」が合計53万2800円、「Pepper 保険パック」が合計35万2800円、そして「ロボット手続き手数料」の9800円が必要になる。いずれも税別だ。全部足して税金を加えると118万872円。覚悟を問われる値段である。