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 「最初に頭を、もうちょっと見てみましょうか」。体の調査は後にして、頭部を探る方針が決まった。ひねりの効いたトークを繰り広げ、時には漫才までこなすPepperの頭のなかは、果たしてどうなっているのか。

 Pepperを覆う外装部品には、ほとんどネジが見当たらない。裏側のツメで内部に固定している場合がほとんどのようだ。頭頂を覆うパネル状の部品も例外ではなかった。ツメを外すため、パネルの継ぎ目に何かを差し込もうと工具を物色する。試しに、Pepperに付属する青いピンを使ってみた。保管するときなどにPepperの腰に挿し、モーターにかかったブレーキを解除するピンだ。

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 ピンを挿しこみ力をかけると、後頭部のパネルは意外にあっさり外れた。

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 さらに進んで頭頂部のパネルを外すと、マイクロフォン・アレイやタッチセンサーがあらわになる。

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 ほどなく、最初の難関にぶつかった。頭部の下側のパネルを固定しているらしいネジが見当たらない。

 表面を隈なく精査すると、後頭部の下側に4箇所、微妙に色が違う米粒大の部分がある。これがネジを隠しているのではないか。しかし、嵌めこまれた部材を、何かを挟んでこじ開けようにも、肝心のすき間が全くない。

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