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 いかがわしいマッサージの誘いだ。隣のOデスクは仏頂面を崩さない。さすがだ。一方の筆者は必至で顔を引き締めるが、隙だらけなのが自分でも分かる。まずい。女性はすかさず金額を提示する。手ごろだ。まずい。

 でもここで誘いに乗ってはいけない。筆者は事前に、中国の事情通A氏から情報を入手していた。A氏は「女性と二人っきりになると突然、怖いオニイサン達が現れてお金を要求される。最低でも、日本円で50万円だね」と教えてくれた。

 2~3万円なら武勇伝のネタとして面白いかも…と少しでも思った自分が恥ずかしい。日経ビジネスオンラインの記事によると、要求される金額は増加傾向にあるという。ますます半端ない。中国に出張される読者の皆様には、ぜひ気を引き締めていただきたい。鼻の下が伸びかけた筆者が言える立場にはありませんが。

 何とかハニートラップの試練をくぐり抜け、滞在先のホテルに向った。交差点の信号が青に変わって歩き出す。すると突然、「ビー」というクラクションの音が飛んできた。電動の2輪バイクだ。慌ててよける。

写真左のバイクが向かってくる
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 一難去ってまた一難とはこのことか。