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iPhone

 2015年は、米Apple社から「iPhone」が登場して丸8年になる。iPhoneが市場に登場したのは2007年6月29日。この8年間で様々な機器がスマートフォンに飲み込まれていったのは周知の通りである。この8年に一体何が起こったかを、系譜的に見てみたい。

 初代iPhoneは、2G通信しか備えておらず、販売エリアも米国だけに限られていた。また、当時は現在に比べると、携帯端末の利用環境が地域によって異なっていた。従って、歓迎色の強かった米国に対して、日欧では批判的な声も多く聞かれた。また、中国やアジアでは批判どころか無関心、iPhoneそのものの登場は報道の対象にさえなっていなかった。

 2007年といえば、海外では米Motorola社やフィンランドNokia社の携帯電話機が全盛だった。また、日本では後にガラパゴス携帯(ガラケー)と呼ばれる端末が様々な形を生み出し、モバイルテレビの搭載を必須アイテムとして独自の進化を遂げていた。特徴のある製品としては「Blackberry」のようなスマートフォンの原型ともいえる端末が誕生し、熱狂的なファンも生まれ始めていた(Blackberryマニアは当時クラックベリーと呼ばれた)。