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 ここ数年、中国のディスプレーパネルとタッチパネル産業は大きく発展し、特にタッチパネル産業の勢いは顕著である。図1から分かるように、世界市場における中国のタッチパネルのシェア(出荷量ベース)は2011年の20%から32%へと大幅に成長した。ただ、出荷量を大幅に引き上げたが、その割に金額ベースのシェアは全世界の11%にとどまり、出荷量に比べると低い。收益増加と技術の差異化が課題になっている。

 深セン会展中心で開催された中国(深セン)国際タッチスクリーン展では、中国の産業界、大学などの第一線の技術者や研究者が最新の研究開発の成果を発表する場があった。中国メーカーの事業展開と転換戦略を観察する重要な機会だったので、本稿ではこの展示会の期間中に各企業が発表した技術開発の取り組みや事業戦略について紹介する。

図1
図1 世界のタッチパネル産業
出典:工研院IEK(2015年)