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図1 EVの「i3 Concept」
図1 EVの「i3 Concept」
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図2 PHEVの「i8 Concept」
図2 PHEVの「i8 Concept」
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図3 プレス・カンファレンスで「BMW i」を紹介するBMW社 Member of the Board of Management, DevelopmentのKlaus Draeger氏
図3 プレス・カンファレンスで「BMW i」を紹介するBMW社 Member of the Board of Management, DevelopmentのKlaus Draeger氏
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 ドイツBMW社は、フランクフルトモーターショー(一般公開9月15日~25日)において、電気自動車(EV)「i3 Concept」とプラグイン・ハイブリッド車(PHEV)「i8 Concept」を披露した(図1、2)。2011年2月に立ち上げたサブブランド「BMW i」の車両で、「i3を2013年末に発売し、その後すぐにi8も市場投入する」(BMW社 Member of the Board of Management, DevelopmentのKlaus Draeger氏)計画だ(図3、 Tech-On! 関連記事1)。

 i3 Conceptは、モータとLiイオン2次電池、サスペンションなどを収めたAl製の「Drive Module」の上に炭素繊維強化樹脂(CFRP)製の乗員室「Life Module」を載せた構造になっている。軽量なCFRPを使うことで、モータやLiイオン2次電池による重量増を相殺し、航続距離の伸長や機動性の向上につなげる。さらに、下部にモータやLiイオン2次電池を配置することで重心を下げた。

 モータの最高出力は125kWで、最高速度は150km/hである。搭載するLiイオン2次電池の容量は明らかにしていないが、1回の充電当たり130k~160kmのEV走行が可能。全長3845mm×全幅2011mm×全高1537mmで、車両重量が1250kgである。

 PHEVのi8 Conceptは2+(2)シーターのスポーツカーで、2009年のフランクフルトモーターショーで発表された「Vision EfficientDynamics」をベースにしたもの( Tech-On! 関連記事2)。車両前部にモータ、後部にエンジンとモータを組み合わせたハイブリッド・システムを持つ。最高出力が164kWのエンジンと、最高出力が96kWのモータを搭載する。Drive ModuleやLife Moduleなどの構造や材質はi3 Conceptと同等である。

 EVモードでの走行距離は35km。CO2排出量は66g/km(Vision EfficientDynamicsでは99g/km)で100km当たりの燃料消費量は2.7L(同3.76L)である。こうした低燃費を達成しながら走行性能はスタートから100km/hまでの加速が4.6秒で最高速度が250km/hを実現している。全長4632mm×全幅1955mm×全高1280mmで、車両重量が1480kgである。