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図1 EVのコンセプト・モデル「smart forvision」
図1 EVのコンセプト・モデル「smart forvision」
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 ドイツDaimler社は、フランクフルトモーターショー(一般公開9月15日~25日)において、ドイツBASF社と共同開発した電気自動車(EV)のコンセプト・モデル「smart forvision」を披露した(図1~3、 Tech-On! 関連記事)。

 天井に有機太陽電池を搭載したことが大きな特徴である(図4)。有機太陽電池は染料を用いて製造するため、「曲面でも太陽電池を搭載でき、デザインの自由度を高められる」(Daimler社の説明員)という。太陽電池による発電で得られた電力は、車両後面のブレーキランプの内側に配置したファンの駆動に利用する(図5)。このファンは、車内を換気する役割を担っている。発電量や効率は明らかにしていないが、「決して大きな電力ではない。Liイオン2次電池の充電には使えず、あくまで補助電源として活用する」(同氏)。

 室内側には有機ELを配置して照明にした(図6)。低消費電力で車内を面で明るくできる特性を生かしたとする。smart forvisionは、EVの大きな課題である走行距離を延長するための要素技術を盛り込んだ車両で、Liイオン2次電池に蓄えた電力をできるだけ使わない工夫を盛り込んだ。

 有機太陽電池と有機ELは、いずれもBASF社製という。

図2 リアビュー
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図3 車内の様子
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図4 天井に配置した有機太陽電池
図4 天井に配置した有機太陽電池
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図5 太陽電池で発電した電力は、車両後面のファンの駆動に使う
図5 太陽電池で発電した電力は、車両後面のファンの駆動に使う
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図6 車内には有機EL照明を配置
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