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ソニーの55型4K×2Kテレビ。フレームが太い。
ソニーの55型4K×2Kテレビ。フレームが太い。
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磁性流体ドライバが採用された。
磁性流体ドライバが採用された。
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 ソニーの65型と55型の4K×2Kテレビが、「International CES」の展示会場で異様に注目されていた。堂々とサイド・スピーカーを搭載したからだ。これまで液晶テレビはデザイン的な競争力の観点から、フレームをより細く、奥行きをより薄くしてきた。その結果、スピーカーに与えられるスペースが小さくなり、スピーカーの立場も弱くなり、音はどんどん貧弱になってきた。ユーザーは「この音では絶対に不満だ」と思っても、市場のトレンドが「薄型絶対」だから、オーディオへのこだわりは捨てても、それに従わなければならなかった。

 ソニーの新製品が画期的なのは、これまでデザイン面で業界をリードしてきた韓国Samsung Electroncis社の呪縛にとらわれることなく、堂々とフレームを太くしたことだ。スーパーウーファーを2基、背後に置き、サイドフレームにはウーファー+パッシブラジエーター+ツイーターという陣容で、ダンパーレスの磁性流体ドライバを採用するという豪華さである。

 ブースのシアターで聴くチャンスがあったが、これまでの84型のサイド・スピーカーより格段に良い。音の剛性感が高く、低域まで(テレビにしては)とてもしっかりとした音調だ。ぜひ「音を大事にするテレビ」という動きが盛んになってほしい。