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STB型のHEVCハードウエア・デコーダ
STB型のHEVCハードウエア・デコーダ
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 米Motrola Mobility社は2013年4月6日(米国時間)から米国ラスベガスで開催されている放送機器の展示会「2013 NAB Show」で、次世代の映像符号化技術「HEVC(high efficiency video coding)」で符号化された映像データをリアルタイムに復号化して再生可能なハードウエア・デコーダを内蔵したセットトップ・ボックスを展示し、実機によるデモを披露した。

 近年、インターネットを経由して映像コンテンツを配信する「OTT(over the top(OTT)ビデオ」と呼ばれるサービスが注目を集めている。HEVCは従来規格のH.264に比べて約2倍の圧縮効率を持つことから、OTTビデオの有力な映像フォーマットとして期待されている。Motrola Mobility社は以前から、OTTビデオの事業者などに対してHEVC対応のシステムを提供することを表明していたが、実際の機器によるデモは今回が初めてという。

 今回展示したSTBは米Broadcom社のデコード・チップを採用しており、フレームレートは4K映像の場合が24Hz、フルHDの場合は30Hzまでをサポートする。将来はそれ以上のフレームレートのサポートも計画している。ただし実際の発売時期は、今のところ未定という。