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試作した「光るメガネ」。かけている人自身はまぶしくないという。
試作した「光るメガネ」。かけている人自身はまぶしくないという。
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「光るポスター」
「光るポスター」
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 ストライプ状の金属電極は、140μm幅の電極細線を500μmピッチで配置したもの。低温の蒸着技術で作製した。パネルの寸法は180mm×90mm。発光部の寸法は164mm×72mm。パネルの厚みは1.4mmで、輝度は450~800cd/m2。消費電力は0.7~1.6W。色温度は3300Kである。発光時のパネルの表と裏の輝度比は70対1。パネルとしての光透過率は68%、一方で電極の電気抵抗は非常に小さいという。

発光時も透明な照明

 東芝は今後、この透過型有機ELパネルを本格的に商用展開していく計画。一般的な透明有機ELパネルとは異なる、新しい用途への展開が期待できるとする。具体的には、パネルで物を照らしながら、パネルの裏からその物を見るといった用途だ。既に「光るポスター」や眼鏡のレンズ自体を発光させた「光るメガネ」は試作済み。また、歯の治療で利用したり、水槽やショーケースに利用したり、といった用途も検討している。