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 iPadの筐体がアルミニウム合金の削り出しで造られているように、切削加工は世界的に主要な加工手段としてさらに活用されている。2013年4月22日~27日に中国・北京の中国国際展覧中心で開催された「第13回中国国際機床展覧会(CIMT)」を視察した松岡甫篁氏に、展示会場の写真を提供していただいた。第1回の今回は日本の工作機械メーカー、第2回は日本の工具・ツーリングメーカー、第3回は中国・韓国企業などの出展状況についてお届けする(日経ものづくり)。

 今年のキーワードは「自動化」である。中国では賃金の上昇によるコスト抑制の必要性などから、自動化への取り組みが進行している。CIMTの広大な展示会場には、中国国内に加えて日本、欧州、米国などから工作機械や切削工具などの企業が出展し、会期中に20万人を超える見学者が会場を訪れた。日本の工作機械メーカー各社のブースでも、産業用ロボットと工作機械を組み合わせた自動化システムを中心として展示実演している風景が多く見受けられた。

CIMT2013【ヤマザキマザック】
【ヤマザキマザック】
中国において多くのローカル製品を生産しており、今回も多くの最新製品を紹介した。例えば、回転数1万2000rpmの40番主軸、従来機より高速化した送り駆動系、対話型プログラミングCNC装置「MAZATROL SMART」を有する立型マシニングセンタとロボットによる自動運転を実演、多くの見学から注目された。
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CIMT2013【牧野フライス製作所】
【牧野フライス製作所】
横型マシニングセンタによるメデイカル部品切削と、ロボットによる複数台の自動運転の実演風景が注目を集めていた。金型生産専業といった従来のイメージから脱皮した印象である。
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CIMT2013【ソディック・日進工具・MSTコーポレーション】
【ソディック・日進工具・MSTコーポレーション】
中国の工作機械メーカーが生産しソディックにOEM供給した、3軸リニアモータ駆動方式のマシニングセンタ。高速で高精度な切削特性をアピールするため、日本製エンドミル、焼ばめ方式ツーリングを用いて実演していた。
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