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 台湾エイサーは、「COMPUTEX TAIPEI 2013」の開幕前日となる2013年6月3日、台北市の台北国際会議中心(Taipei International Conference Center)において記者発表会を開催した。スマートフォンとタブレット、両方の性格を持ち合わせた“ファブレット”と呼ぶ5.7型液晶搭載製品「Liquid S1」や、8.1型液晶を搭載したWindows 8タブレット「Iconia W3」、Intelの第4世代Coreを搭載したUltrabookなどの新製品を公開した。

エイサーの創業理念に立ち戻り、ユーザーが求める製品を提供すると、タッチ時代のパーソナルコンピューティング機器戦略を語るJ.Tワン会長
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 Liquid S1は、その心臓部となるSoC(System on-a-Chip)に台湾メディアテック製のクアッドコアプロセッサー「MT6589」(最大1.5GHzで動作)を採用する。通話中でも、さまざまなアプリケーションを操作できるアプリ「Float App」を搭載している。Float Appは、通話に加え、カメラや地図や電卓、スケジューラーなどを小さなウインドウで起動することで、複数の処理を同時に実行できるようにする。

 本体前面にはワイドアングル撮影に対応した200万画素のカメラ、背面には800万画素のオートフォーカスカメラを搭載。笑顔を認識してシャッターを切る機能や、1秒当たり16枚の連写機能もサポートする。外形寸法は幅168×奥行き83×高さ(厚さ)9.6mm。重量は195g。ディスプレイは1280×720ドット。本体には2個のSIMスロットを装備している。エイサーは第3四半期中に販売する予定だが、日本市場への展開などは未定だ。

エイサーが「ファブレット」と呼ぶ「Liquid S1」を披露する同社スマートフォン・ビジネス・グループのS.T.リュウ氏
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Liquid S1の「Float App」。通話しながらアプリケーションが使える独自アプリだ
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 「Iconia W3-810」は、1280×800ドットの8.1型液晶を採用。CPUは米インテルのAtom Z2760だ。OSはWindows 8。「ノートパソコンやデスクトップパソコンのソフトをそのまま使えるのがメリット」と同社のジム・ワン社長はアピールし、マイクロソフトの「Office Home & Student 2013」をプリインストールする。Iconia W3-810は第2四半期に販売される見通しだ。

 エイサーは、ノートパソコンにも新しいラインアップを追加した。13.3型、1920×1080ドットの10点マルチタッチ液晶を搭載しながら、厚さ12.9 mm、重さ1.3kgにした「Aspire S7-392」だ。CPUはインテルの第4世代Core。バッテリー駆動時間は現行製品より33%向上したという。また、キーストロークも30%深くしてタイピングしやすくした。

Windows 8をプリインストールした8.1型タブレット「Iconia W3」
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Windows 8をプリインストールした8.1型タブレット「Iconia W3」(右)と薄型ノートパソコンの「Aspire R7」(左)
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 この製品には2560×1440ドットの高解像度液晶を搭載したモデルも用意する。Aspire S7の上位モデル「Aspire S3」もある。厚さ17.8 mm、重さ1.65kgのきょう体に、米エヌビディアのグラフィックスチップ「GeForce GT 735M」や、最大1TBのHDDを搭載する。両製品とも、第3四半期の販売を予定している。

Ultrabookのフラグシップモデル「Aspire S3」の次期モデル「Aspire S3-392」
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 エイサーは5月末に米国で販売した、1920×1080ドット、15.6型の液晶を搭載したコンバーチブル型のノートパソコン「Aspire R7」も公開した。この製品は、「イーゼルヒンジ」と呼ぶ独自構造のヒンジを採用。一般的なノートパソコンと同じ「クラムシェル」と呼ばれる形態では安定してタッチ操作できるようにした。液晶を反転して、対面する人に見せたり、タブレット形状にして使うこともできる。

この記事はPC Onlineニュース「COMPUTEX TAIPEI 2013」から転載したものです。