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 デザインも含めた完全なコンセプトモデルとして展示していたのは「MOUSEBOOK S40 DM」。タッチパッドの部分を丸ごと取り外して光学式センサーを搭載した無線マウスとして使える。

コンセプトモデルの「MOUSEBOOK S40 DM」。タッチパッド部分が外れてマウスになる
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展示パネルに「外付け用にマウスを持ち歩かずに済む」とのアピールがあったが、マウスとしてはあまり使いやすそうに見えない
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 MSIは米AMD製CPUを搭載したノートパソコンやタブレットも展示していた。「GX60」は、AMDが「APU」として展開しているAシリーズ、A10-5750M(開発コード名はRichland)を搭載したノートパソコン。ディスプレイはフルHDの15.6型だ。メモリーはDDR3-1600を最大16GB搭載可能。

 「S12T」は、AMDが5月末に発表したSoC(system on a chip)である「Kabini」(開発コード名)を搭載したノートパソコン。仕様表にCPUの動作周波数が1.5GHzとあることから、4コアでTDP15WのA4-5000を搭載しているとみられる。対応メモリーはDDR3L-1600(最大16GB)。ディスプレイは11.6型のマルチタッチ対応でコンパクトだ。

 透明なケースに入った展示で触れられなかったが、同様のSoCである「Temash」(開発コード名)のA4-1200(1GHz)を搭載したタブレット「W20 3M」もあった。A4-1200のTDPは3.9Wと発熱が少ない。ディスプレイは1366×768ドットで10点マルチタッチ対応、IPS方式。メモリーはDDR3L 2GB、ストレージはmSATA 128GB。9.98mm厚で重さは750g以下だ。IEEE 802.11n、Bluetooth 4.0のほか、オプションで3GやLTEにも対応する。

米AMDのA10-5750Mを搭載したゲームプレーヤー向けノート「GX60」。15.6型のフルHD液晶を搭載
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AMDのSoC、Kabiniを搭載した小型ノート。液晶サイズは11.6型。有線LANの端子も備えている
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AMDのTemashを搭載したタブレット。こちらは裏面。ディスプレイは11.6型で1366×768ドット
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この記事はPC Onlineニュース「COMPUTEX TAIPEI 2013」から転載したものです。