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図1 タブレット端末などに向けたSoC「Bay Trail」(開発コード名)を製品化
図1 タブレット端末などに向けたSoC「Bay Trail」(開発コード名)を製品化
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図2 Bay Trailのダイ写真(図:Intel社)
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図3 Dell社やASUS社、Acer社、東芝が「Atom Z3000」搭載タブレットの製品化を表明した
図3 Dell社やASUS社、Acer社、東芝が「Atom Z3000」搭載タブレットの製品化を表明した
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 米Intel社は、22nm世代の技術で製造するタブレット端末などに向けたSoC「Bay Trail」(開発コード名)を製品化した。タブレット端末向けのBay Trail-Tは「Atom Z3000シリーズ」、ノート型コンピュータ向けのBay Trail-Mは「Pentium N3510」や「Celeron N22910」など4品種、小型デスクトップ機向けのBay Trail-Dは「Pentium J2850」や「Celeron J1850」など3品種として、それぞれ製品化する。

 「Intel Developer Forum 2013」(2013年9月10~12日、米国・サンフランシスコ)の2日目の基調講演で発表した。Atom Z3000は、22nm世代のAtom系CPU「Silvermont」を4個搭載し、2Mバイトの2次キャッシュを搭載する。負荷が大きいときに動作周波数を一時的に上限以上に高める「Burst Technology 2.0」に対応する。

 グラフィックス描画処理回路として、DX11に対応する第7世代の「Intel HD Graphics」を搭載した。その他、画像処理やオーディオ処理の回路、セキュリティー機能、電力管理機能などを集積した。CPUコアは64ビット対応だが、現在はデバイス・ドライバなどが未対応であるため、「ドライバの開発を進め、2014年の第1四半期から64ビットをサポートする予定」(Intel社 Vice President, General Manager, Mobile and Communications GroupのHermann Eul氏)という。

 「例えば2013年の年末商戦におけるBay Trail-M搭載機の価格は、タッチ機能なしのクラムシェル型機が199米ドルから、タッチ機能付きのクラムシェル型機が299米ドルから、『2 in 1』機が349米ドルから、といった水準になるだろう」(Intel社 Senior Vice President, General Manager, PC Client GroupのKirk Skaugen氏)とみる。

 Silvermontを搭載するSoCの製品化は、Intel社が米国時間の2013年9月4日に発表したマイクロサーバー向けの「Atom C2000」(開発コード名:Avoton/Rangeley)製品群に続く第2弾である(Tech-On!の関連記事)。Intel社はこの他のSilvermont搭載品として、スマートフォン向けのSoC「Merrifield」(開発コード名)の製品化を計画している。