PR
0.5mmのシャーペンの芯と比較した「RASMIDシリーズ」 ロームのデータ。
0.5mmのシャーペンの芯と比較した「RASMIDシリーズ」 ロームのデータ。
[画像のクリックで拡大表示]
ダイオード小型化の歩み ロームのデータ。
ダイオード小型化の歩み ロームのデータ。
[画像のクリックで拡大表示]

 ロームは、0402サイズ(0.4mm×0.2mm×0.12mm)のショットキ・バリア・ダイオードを開発した(ニュース・リリース)。2013年10月にサンプル出荷を始める。量産は2014年1月から開始する予定である。

 同社は、従来とは異なる工法を用いて小型化と高い寸法精度(±10μm)を実現したチップ部品「RASMID(ROHM Advanced Smart Micro Device)シリーズ」を開発している。同シリーズの製品として2011年に03015サイズ(0.3mm×0.15mm×0.1mm)の抵抗器を開発した。この抵抗器は2012年にサンプル出荷を開始し、2013年10月から量産を始める。2014年10月には、さらに小型化した0201サイズ(0.2mm×0.1mm)の抵抗器のサンプル出荷を始めるという。

 今回発表された0402サイズのショットキ・バリア・ダイオードは、既存の0603サイズ(0.6mm×0.3mm×0.3mm)品に比べて体積を82%削減した。小型化したにもかかわらず、同じ電気特性を実現した。例えば、順方向電圧VFは0.37V(順方向電流が10mA時の最大値)、逆方向電流IRは7μA(逆方向電圧が10V時の最大値)、逆方向電圧は30V(最小値)で、いずれも0603サイズ品と同じである。また、新製品では、0603サイズ品で±20μmだった寸法精度を±10μmに向上させた。

 0402サイズのショットキ・バリア・ダイオードのサンプル出荷は、20円/個のサンプル価格で2013年10月から始める。生産拠点はローム・アポロ(福岡県)で、2014年1月に当面月産500万個の規模で量産を開始する予定である。

 なお、ロームは今回の製品を2013年10月1日~5日に千葉・幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN2013」で展示する予定である。

■変更履歴
この記事の掲載当初、3段落目(要点を含む)において、順方向電圧VFを0.37mVとしていましたが、0.37Vの誤りでした。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。