PR
16ビット・マイコン「RL78/L1C」 ルネサスのデータ。
16ビット・マイコン「RL78/L1C」 ルネサスのデータ。
[画像のクリックで拡大表示]

 ルネサス エレクトロニクスは、24MHz動作の16ビット・コア「RL78」をベースにしたマイコンの新製品「RL78/L1C」を発表した(ニュース・リリース)。圧力や温度、近接などの各種センサー・モジュール、および血圧計や血糖値計などのヘルスケア機器市場に向ける。

 LCD表示機能とUSBファンクション機能、さらに12ビットのA-D変換器などを集積しているため、これまで外付けしていたICや部品が不要になり、システム・コストを約20%削減できるという。また、LCD駆動時の消費電流を同社従来品の「78K0R/Lx3」と比べて約30%、USB通信時の消費電流を同社従来品の「R8C/3xU」や「78K0R/KC3-L」に比べて約40~60%削減した。これにより、LCD駆動時とUSB通信時に業界最小クラスの低消費電力を実現したという。なお、時計動作時の消費電流は「業界最小クラス」(同社)の0.62μAで、LCDパネルを非表示にした待機時の電流を大幅に削減できるとする。

 また、USB充電に関しては、USB BC1.2仕様に準拠したことで、電池への充電電流をUSB2.0対応の一般的な製品の3倍の最大1.5Aにできる。このため、電池の充電時間を大幅に短縮できるとする。

 搭載メモリ容量やパッケージなどが異なる40品種からなる(USBファンクション機能のない品種を含む)。サンプル価格は、プログラム用フラッシュ・メモリ容量が256Kバイト、SRAMが16Kバイト、USBファンクション機能搭載のチップを100ピン・パッケージに封止した場合、350円/個である。量産出荷は2013年9月25日から順次開始する。

 なおルネサスは、2013年10月1日~5日に幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2013」のコンティニュア・ヘルスケア・アライアンス(Continua Health Alliance)のブースにて、新製品を用いたデモンストレーションを行う。