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経済産業大臣賞の授与
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総務大臣賞の授与
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 幕張メッセで開催中の「CEATEC JAPAN 2013」で、最先端技術を表彰する「CEATEC AWARD」の経済産業大臣賞が京セラの「ピエゾフィルムスピーカー」に、総務大臣賞がNTTドコモの「次世代移動通信(5G)」に決定した。CEATEC AWARDは今回で3回目。昨年、経済産業大臣賞と総務大臣賞が創設された。

 京セラのピエゾフィルムスピーカー「スマートソニック サウンド」は、ピエゾ(圧電)素子と樹脂フィルムを組み合わせた新構造のスピーカー(Tech-On!関連記事)。ピエゾ素子の振動をフィルムが増幅し、音を形成する。薄型テレビ搭載のスピーカーとしては、厚さ1mmと従来方式に比べて20~30分の1まで薄型化した。製品系列は大・中・小型で、テレビやパソコン、タブレット端末のほか、車載向けなど幅広い分野へ展開していく。

 CEATEC AWARDでは、ファイン・セラミックスで培った独自技術を生かし、薄型化・高品質化などの市場ニーズを巧みにとらえ、新たな市場創造の可能性を広げたと評価している。「電磁式スピーカーの構造上の限界を超え、機器設計の自由度を高める革新性は、注目に値する」とした。

 NTTドコモの次世代移動通信(5G)は、今後10年で500~1000倍に増加すると予測される通信トラフィックに対応するため、NTTドコモが研究してきた次世代(5G)の無線通信方式。周波数利用効率向上のための無線アクセス技術とともに、高周波数帯・広周波数帯域幅の有効活用、低コストかつ安定した高密度ネットワークなどの技術を相互補完的に導入している。CEATEC AWARDでは、高い周波数帯を低い周波数と組み合わせるというアーキテクチャの独創性は、技術の総合力と着目のユニークさで高く評価できると評価した。