PR
[画像のクリックで拡大表示]

 シャープは、2013年10月1~5日に幕張メッセで開催された「CEATEC JAPAN 2013」において、空気中の微生物(カビ菌、細菌)を約10分で検出する微生物センサを展示した。同年6月に同社が開催した新規事業分野の取り組みに関する記者会見でも、試作品を披露していた(関連記事)。今回展示したのは、市場投入する最終製品の形状にしたものである。

 同センサは、計測する領域の空気を吸引した後、「独自手法を加えた蛍光検出法」(シャープ)によって検出対象の微生物を検出する。具体的には、微生物に特有の反応によって生成される「特有の生成物」(同社)をレーザ光で検出する。

 従来は、培養法によって人手で作業していたため、測定に3日~1週間の時間が掛かっていたという。これに対して今回のセンサでは、約10と短時間で測定できるため、微生物汚染の常時モニタリングや経時変化のモニタリングが可能になる。

 また、装置が小型・軽量で、初心者でも簡単に操作できることをウリにする。外形寸法は214mm×214mm×194.5mmで、重さは約3kgである。

 2013年10月から法人向けに販売を開始。まずは、食品加工や医薬品製造の現場などへの展開を見込む。