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展示品
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背面のLEDの発光・受光部
背面のLEDの発光・受光部
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 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、2013年10月1~5日に幕張メッセで開催された「CEATEC JAPAN 2013」において、腕時計型のパルス・オキシメータを展示した。同社が同年に発売したアナログ・フロントエンドICをアピールするための試作品である。

 最近では、LEDを利用して心拍(脈拍)などを測定する技術の開発例が相次いでいる。今回のCEATECでも、多くの企業の展示ブースでこうした展示が目立っていた。しかし、これらのセンサのアナログ・フロントエンド部は「これまでディスクリートで作るしかなかった」(日本テキサス・インスツルメンツ)という。

 展示した腕時計型のパルス・オキシメータに搭載したアナログ・フロントエンドICは、LEDの発光・受光のインタフェースやタイミング制御回路、A-D変換器などを集積したもの。「ディスクリートで作ろうとすると、発光・受光のタイミング制御が意外と難しいが、このICを使えば簡単に開発できる」(日本テキサス・インスツルメンツ)と説明する。こうした汎用ICの登場は、新たな医療・ヘルスケア機器の開発の潮流が加速していることの表れと言えそうだ。