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出展した79GHz帯のミリ波レーダ。交差点での利用を想定した試作品
出展した79GHz帯のミリ波レーダ。交差点での利用を想定した試作品
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カメラで撮影した映像に検知結果を表示した例
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 パナソニックは「第20回 ITS世界会議 東京2013」(東京ビッグサイト、2013年10月14~18日)において、自動車や歩行者、自転車を個別に認識可能な79GHz帯のミリ波レーダを出展した。交差点内などに設置することで、事故を未然に防ぐ検知センサなどに応用できるとしている。

 開発したミリ波レーダは、電子走査式で、符号化パルス変調方式を採用している。独自の符号化技術を適用することで、ミリ波レーダをデータ更新周期0.1秒以下で、高速走査し検知できる。具体的には、40m先の自動車や低速の歩行者、自転車を20cmの距離精度で分離・検知が可能である。さらに、複数の送信器で構成してもミリ波レーダの干渉を制御することで同時検出を実現し、主要交差点をカバーできる120度の広視野角を可能にした。

 今回の研究開発は、総務省が実施している「79GHz帯レーダーシステムの高度化に関する研究開発」の成果の一環で、国内27件、海外14件の特許を出願している。