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ジャパンディスプレイがFPD International 2013に展示した反射型カラー液晶パネル
ジャパンディスプレイがFPD International 2013に展示した反射型カラー液晶パネル
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 「反射型なのに画質がきれいで、今すぐにでも使えそうだ」――。ディスプレイの展示会「FPD International 2013」(10月23~25日、パシフィコ横浜)にジャパンディスプレイが展示した反射型カラー液晶パネルは、その画質で多くの見学者をうならせた。

 反射型カラー液晶パネルは、バックライトを必要としないために、薄型・軽量で低消費電力という特徴がある。しかし、明るさやコントラストを確保することが難しく、くすんだような画質になるため、利用はあまり広がっていない。明るさやコントラストを稼ぐために、カラー・フィルタや偏光板を使わずに済むように表示原理から見直した方式も提案されているが、パネルの構造や製造工程が複雑になるなどの課題があり、いずれの方式も実用化が進んでいない。

 ジャパンディスプレイは今回、カラー・フィルタや偏光板を使う一般的な構造と表示原理のまま、画質を大幅に改善した反射型カラー液晶パネルを開発した。技術の詳細は明らかにしていないが、光学設計や材料を見直すことによって、画質を改善したとする。今回開発した反射型カラー液晶パネルの画面サイズは7型、画素数はWUXGA(1920×1200)、精細度は321ppi、階調は各色6ビット、色再現範囲はNTSC比30%、コントラストは30対1である。