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「66AK2H14」の機能ブロック図 最下部中央の3ポートの10Gビット/秒のEthernetスイッチが、既存の「66AK2H12」に加わった。TIのデータ。
「66AK2H14」の機能ブロック図 最下部中央の3ポートの10Gビット/秒のEthernetスイッチが、既存の「66AK2H12」に加わった。TIのデータ。
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「EVMK2H」 TIのデータ。
「EVMK2H」 TIのデータ。
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 米Texas Instruments社は、産業用プロセサIC「KeyStone SoC」にハイエンド製品「66AK2H14」を追加した(日本語ニュース・リリース)。さらに、今回、同製品などに対応する評価モジュール(EVM)も発表した。

 同社は1年前に「KeyStone SoC」を発表している(Tech-On!関連記事)。当時のハイエンド品は「66AK2H12」だった。専用サーバーなどを狙った製品で、プロセサ・コアとして、Cortex-A15を4コア、C66Xを8コア搭載する。今回の66AK2H14は、66AK2H12に3ポートの10Gビット/秒のEthernetスイッチを加えた製品である。なお66AK2H12に集積されていた5ポートの1Gビット/秒のEthernetスイッチは、今回の製品にも備わっている。TIは今回の製品は、ビデオ監視やレーダー処理、医療用画像処理、マシン・ビジョンおよび地質探査など、広範囲のアプリケーションに最適だという。

 今回、TIは、66AK2H14と66AK2H12、さらに「66AK2H06」(Cortex-A15を2コア、C66Xを4コア搭載)に対応した評価モジュール「EVMK2H」も発表した。この評価モジュールは、66AK2H14、状態表示用LCD、1Gビット/秒Ethernet RJ-45インタフェース2ポート、そして、オンボード・エミュレータなどを搭載している。オプションで別売りのEVMブレークアウト・カードは、10Gビット/秒Ethernet光インタフェースを2系統搭載しており、20Gビット/秒のバックプレーン接続を実現する。

 66AK2H14を1000個発注したときのチップ単価(参考価格)は、330米ドルから。EVMK2Hは出荷中で、単価(参考価格)は997米ドルである。10Gビット/秒の「Ethernetブレークアウト・カード」は、インドMistral Solutions社が供給する予定という。なお、日本テキサス・インスツルメンツは、2013年11月20日~22日にパシフィコ横浜で開催される「Embedded Technology 2013」に、EVMK2Hを展示する。