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超音波発振源を持ったペンで、紙に書いた軌跡を取り込める他、画面上の軌跡も取得可能である。
超音波発振源を持ったペンで、紙に書いた軌跡を取り込める他、画面上の軌跡も取得可能である。
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指向性を音声入力に持たせるデモ。写真は音が入力できる範囲を指定しているところ。
指向性を音声入力に持たせるデモ。写真は音が入力できる範囲を指定しているところ。
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 米Qualcomm社は世界最大規模の家電見本市「2014 International CES」(2014年1月7日~10日)において、スマートフォンやタブレット端末にマイクが複数ある場合に実現可能なサービスを参考展示している。

 同社が見せていた利用方法は大きく二つ。一つが、超音波の発振器が搭載されたペンを使ってペンの軌跡を3次元的に入力する使い方。もう一つが、ある特定の方向の音しか拾わないようにする使い方である。

 前者のものは、ペン先に付けられた超音波発振器からの音を三つのマイクで受けることで、ペン先の位置を特定する。行ったデモは二つあった。一つは紙に書いた図や文字がスマホの画面上にそのまま書き込めるデモ。もう一つのデモでは、平行移動することで動画の早送りをするなどしていた。

 後者の利用方法では、三つのマイクに入力される音の差分を使ってある特定の方向の音を強調する。騒がしい場所や会議の場などで発言者の音声のみを拾いたい場合などに活用できるという。

 これらの仕組みは、いずれもQualcomm社のSnapdragonシリーズに搭載されているDSPの処理で実現しているという。既に開発キットの形で用意が済んでおり、Snapdragonの採用企業に対して提供できる状態にあるという。