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タブレット端末の下側にあるのがThe Eye Tribe社の視線入力センサー装置
タブレット端末の下側にあるのがThe Eye Tribe社の視線入力センサー装置
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The Eye Tribe社のスマートフォン向け視線入力センサー装置。スマートフォンの右側にあるのが、同装置
The Eye Tribe社のスマートフォン向け視線入力センサー装置。スマートフォンの右側にあるのが、同装置
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Tobii Technology社の視線入力センサー装置「EyeX」
Tobii Technology社の視線入力センサー装置「EyeX」
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EyeTech Digital Systems社の視線入力センサー装置
EyeTech Digital Systems社の視線入力センサー装置
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 目の動きだけで機器を操作できる「視線入力技術」。これまで数百米ドルと高価だった外付け型の視線入力センサー装置が、100米ドルを下回る価格で入手できる時代になってきた。「2014 International CES」では、こうした安価な視線入力センサー装置が出展されていた。いずれも、赤外LEDの光を利用者の目に向けて出射し、瞳孔からの反射光を受光素子で受信して視線の向きを推定するものである。

 例えばデンマークの新興企業であるThe Eye Tribe社は、パソコンに取り付けて利用する99米ドルの視線入力センサー装置を出展した。筆者は実際に試してみたが、スムーズに視線の向きを検出し、決して「安かろう悪かろう」というものではなかった。既にドイツで開発者向けに提供しているとのことだったので、展示ブースで直接購入しようとしたが、「量産はこれから。おそらく2~3週間後に本格的に出荷する。非常にたくさんの注文を受けており、待っている顧客に届けなくてならないのでこの場では売れない」(説明員)とつれない返事。代わりに注文ページのURLが記載されたカードを渡された。

 この他、スマートフォンに取り付け可能なドングル型の視線入力センサー装置も披露した。ドングルには赤外LEDが搭載されているが、カメラはスマートフォンのインカメラ(メーンディスプレー側のカメラ)を利用する。

 The Eye Tribe社のブースの対面には、視線入力センサー装置で著名なスウェーデンTobii Technology社がブースを構える。同社は、さらに安価な95米ドルの外付け型の視線入力センサー装置「EyeX」を出展していた。従来品は300米ドルほどだったという。「これまでは視線の向きを算出する演算処理用のチップを搭載していたが、今回はパソコン側で処理するようにして演算処理チップを省いた。これが低コスト化できた主な理由だ」(説明員)とする。

 この安価な視線入力センサー装置はゲーム用である。同社は、ゲーム開発者に向けてソフトウエア開発キット(SDK)を配布するという。

 この他、米EyeTech Digital Systems社も100米ドル未満ではないが、外付け型の視線入力センサー装置を数種類出展していた。「接続する機器の性能に依存せずに安定的に視線の向きを検出できるのが特徴」(説明員)とする。