ドイツの研究機構であるFraunhofer-Gesellschaftは、SiCやGaNといった次世代のパワーデバイスを適用した各種電力変換器を「electronica 2014」に出展した。いずれも従来よりも小型で効率が高いことを特徴にうたう。目玉の一つが、車載電池を外部から充電するためのワイヤレス給電システムに向けた、22kVA出力の車載充電器(DC-DCコンバーター)である。SiC MOSFETを適用しており、スイッチング周波数を15kHzに高めて受動部品などを小型し、充電器全体を小さくしつつ、最大98.3%という高い変換効率を実現した。
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