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electronicaのデモ 日経エレクトロニクスが撮影。
electronicaのデモ 日経エレクトロニクスが撮影。
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新製品を載せたボード electronicaで日経エレクトロニクスが撮影。
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パッケージに封止した新製品 Infineonの写真。
パッケージに封止した新製品 Infineonの写真。
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「TLE987x」の機能ブロック図 Infineonの図。
「TLE987x」の機能ブロック図 Infineonの図。
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「TLE986x」の機能ブロック図 Infineonの図。
「TLE986x」の機能ブロック図 Infineonの図。
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 独Infineon Technologies社は、車載向けモーター制御用MCU「Embedded Power IC」の第3世代品を発表した(ニュースリリース)。第2世代品で8051CだったCPUコアを第3世代品ではARM Cortex-M3に変更するなどして、強化を図った。

 今回発表された第3世代品は、3相ブラシレスDCモーター制御向けの「TLE987x」と、2相DCモーター制御向けの「TLE986x」である。TLE987xはMOSFETドライバーを6個(ハイサイド用3個、ローサイド用3個)内蔵し、燃料ポンプやHVACのブロアー、エンジン冷却用ファンといった、ポンプやファン向けのモーターに向くとする。一方、TLE986xはMOSFETドライバーを4個(ハイサイド用2個、ローサイド用2個)内蔵し、サンルーフやパワーウインドウを駆動する小型モーターに向くという。

 両製品とも130nmの「Smart Power」プロセスで製造される。Cortex-M3の動作周波数は24MHzまたは40MHz。フラッシュメモリー容量は最大128Kバイト、SRAM容量は最大6Kバイトである。電流センサーと逐次比較型の10ビットA-D変換器、PWM制御用のキャプチャー/コンペアーユニット(CAPCOM6)、16ビットタイマー、LINトランシーバー、GPIOなどを集積する。

 動作電圧は5.4~28V。電圧ブートストラップ型のチャージポンプを内蔵する。ブリッジドライバーの充電/放電電流値はプログラマブルである。特許取得済みの電流スロープ制御技術によって、さまざまなMOSFETを低EMIで駆動できるとする。負荷遮断状態での耐圧は40V。なおMCUやフラッシュメモリーは3Vから動作可能である。

 7mm×7mmの48ピンVQFNパッケージで提供される。動作温度範囲は-40~+150℃。現在、サンプル出荷中である。量産開始は2015年第1四半期を予定する。なお、Infineonは今回の新製品を「electronica 2014」(ドイツ・ミュンヘン、2014年11月11日~14日)で展示した。

■変更履歴
この記事の掲載当初、タイトルで「Coretex-M3」とあったのは、「Cortex-M3」の誤りでした。お詫びして訂正します。タイトルは修正済みです。