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 スマートテレビ向けのソフトウエア基盤で大手テレビメーカーによる主導権争いが激しくなりそうだ。焦点は、オープン化である。スマートフォンなどのモバイル端末を中心に採用されているWeb技術と親和性の高いソフトウエア基盤の採用がテレビでも本格的に広がることになる。

 2015年1月6日(現地時間)に米国ラスベガスで始まる「2015 International CES」の開幕に先立つ記者発表会で、テレビメーカー各社が新たな戦略や商品を続々と公表した。

パナソニックは「Firefox OS」、Smsungは「Tizen」

Firefox OS搭載テレビを発表するパナソニック
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 パナソニックは、オープンソースのソフトウエア基盤「Firefox OS」を搭載した4K(4K×2K、3840画素×2160画素)テレビを2015年に北米市場で投入する。

 Firefox OSは、Webブラウザー開発を手掛ける米Mozilla社が開発を進めている。現在、主にスマートフォンで採用されているソフトウエア基盤だ。パナソニックは、2014年1月にMozilla社との提携を発表。スマートテレビに搭載していくことを明らかにしていた。今回、それが具現化した形だ。

 韓国Samsung Electronics社は、2015年モデルのスマートテレビのすべてに、業界団体Tizen Associationが推進するソフトウエア基盤「Tizen」を搭載する。Samsung社は既にスマートテレビへの採用を2014年末に公表しており、Tizen搭載テレビの製品発表に関心が集まっていた。