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ソニーブースでのLDACの説明(1)
ソニーブースでのLDACの説明(1)
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ソニーブースでのLDACの説明(2)
ソニーブースでのLDACの説明(2)
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 Bluetoothで伝送した音楽の音質は、お世辞にも良いとは言えない。しかし、ワイヤレスで音楽を聴くニーズは高まっており、実際、Bluetoothでワイヤレス伝送して音楽を聴く場面も多い。そこで、ハイレゾの音をBluetoothで伝送する技術として、ソニーが圧縮コーデック「LDAC」を独自開発した。

 これまでのBluetoothのSBC(328kビット/秒、44.1kHz時)圧縮では、96kHz/24ビット(転送レートは4.6Mビット/秒)のハイレゾ信号を一旦CDパラメーター (44.1kHz/16ビット、1.5Mビット/秒)にダウンコンバートし、さらに328kビット/秒にSBC圧縮していた。

 LDACでは、96kHz/24ビットのハイレゾ信号からロッシー圧縮(具体的な手法は非公開)によって、パラメーターをダウンコンバートせずにSBCの約3倍の転送レートである最大990kビット/秒で伝送する。CD音源も同様だ。ワイヤレス環境に併せて、ビットレートを990kビット/秒、660kビット/秒、330kビット/秒の中から選択可能である。

 ソニーでは、ハイレゾ対応スピーカーを搭載した4Kテレビや、ワイヤレス対応のハイレゾスピーカーなどにLDAC対応製品のラインアップを広げ、「LDACワールド」を作り、ワイヤレスのハイレゾシーンを囲み込む作戦だ。筆者も試聴した。従来のBluetoothでは、いかにも圧縮したことが歴然と分かる、鈍くてもったりとした音調だった。一方、LDAC対応品では、ハイレゾらしい伸びやかで爽やかな音が聴けた。