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 いよいよVR(仮想現実感)元年の到来――。そう予感させるほど、2015年のCESではVRコンテンツを視聴するためのヘッドマウントディスプレー(HMD)や、関連機器の出展が相次いだ。VR用HMDとして有名な米Oculus VR社のOculus Riftの最新版をはじめ、Oculus Riftを模したようなものから、レンズだけの超簡易型に至るまで、実にさまざまなHMDが登場した。

 Oculus VR社のOculus Rift は、VR向けHMDの先駆け的な存在である。特にゲーム業界では、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のプロジェクト モーフィアスと共に、ゲーム開発者から熱狂的な支持を得ている。そんなOculus VR社は今回、Oculus Riftの最新の開発者版機種「Crescent Bay」を出展した(図1)。2014年10月に同社の開発者会議で発表したもので、従来の開発者版と同じく、視界を覆う「没入型」のHMDである。

図1 「Crescent Bay」を試しているところ。ヘッドホンを一体化している
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 Oculus VR社がCrescent Bay をCESのような大規模な展示会で一般公開するのは今回が初めてである。それだけに、来場者が大幅に減るCES最終日でも体験待ちの長い行列ができていた(図2)。

図2 Oculus VR社のブース。来場者が大幅に減るCES最終日にもかかわらず、体験待ちの長い行列ができていた
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