PR
embedded world 2015でメディア向けに発表 スクリーンはFreescaleのスライド。グラフ上で、新製品は右上にあり、ハイエンド製品にあたる。日経テクノロジーオンラインが撮影。
embedded world 2015でメディア向けに発表 スクリーンはFreescaleのスライド。グラフ上で、新製品は右上にあり、ハイエンド製品にあたる。日経テクノロジーオンラインが撮影。
[画像のクリックで拡大表示]
新製品の機能ブロック図 Freescaleのスライド。
新製品の機能ブロック図 Freescaleのスライド。
[画像のクリックで拡大表示]
Freedom Development Platformの例 Freescaleのスライド。
Freedom Development Platformの例 Freescaleのスライド。
[画像のクリックで拡大表示]

 米Freescale Semiconductor社は、CPUコアとしてARM Cortex-M7を搭載するMCU「Kinetis KV5xファミリー」を発表した(日本語ニュースリリース)。同社はドイツ・ニュルンベルクで開催の「embedded world 2015」(2月24日~26日)において開いたメディア向け発表会でも、このMCUを紹介した。

 新製品は、主にモーター制御に向ける。CPUコアの動作周波数は240MHzで、FPUを備える。CPUコアは、命令コードを保持した1Mバイトのオンチップ・フラッシュ・メモリーと256ビット幅のバスで接続され、CPUコアのウェイトを最小化するという。また、128KバイトのデータTCM(tightly coupled memory)と64Kバイトの命令コードTCMを備えており、高速処理が安定して実行できるとする。

 周辺回路として、5Mサンプル/秒の12ビットA-D変換器を4つ、312psの分解能を持つ12チャネルのeFlexPWMを2つ搭載し、3相モーターを2個同時に制御できる。また、IEEE1588準拠のEthernetコントローラーと乱数発生器付き暗号化アクセラレーターを搭載しており、工場ネットワークを利用したセキュアーなモーター制御などに対応可能という。

 開発キットとしては、BLDC/PMSMモーター制御向けの低コストな「Freedom Development Platform(FRDM-KV10Z、FRDM-KV31F、FRDM-MC-LVPMSM、FRDM-MC-LVBLDC)」や、115/230V動作で最大1KWの3相モーター制御に向けた「High-Voltage Development Platform」、低電圧フルブリッジDC-DCスイッチング電源「Tower System module」などを提供するほか、ソフトウエアライブラリやリファレンスデザインなども用意する。このうちFreedom Development Platformは、2015年第2四半期の出荷開始を予定している。

 Kinetis KV5xファミリーは今年第2四半期よりサンプル出荷を開始し、量産開始は今年第3四半期末を予定している。