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PowerVR Series5 video IPファミリーのデモの様子 MWC 2015で日経テクノロジーオンラインが撮影。
PowerVR Series5 video IPファミリーのデモの様子 MWC 2015で日経テクノロジーオンラインが撮影。
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 英Imagination Technologies社は、HEVC/H.265に対応した画像圧縮伸長IPコア「PowerVR Series5 video IPファミリー」を発表した(ニュースリリース1)。同IPコアのデモンストレーションを「Mobile World Congress 2015」(2015年3月2日~5日、スペイン バルセロナ)のブースで行った。

 新製品は、H.264に加えてHEVC/H.265のエンコード/デコードが可能である。720p@30fpsから4K@60fps以上までのフォーマットに対応する。まず、3製品を発表した。3製品の中でハイエンドの「PowerVR E5800」はプロシューマレベルであり、4K@60fpsのエンコードが可能である。10ビットカラーに対応しており、ITU-R rec BT.2020に準拠したビデオストリームを生成できる。

 ミッドレンジの「PowerVR E5505」は、タブレット端末やスマートフォン、家庭用メディアゲートウエー、監視カメラなどをターゲットとした性能重視型の製品である。最大4K@30fpsまでのエンコードが可能とする。ローエンドの「PowerVR E5300」はチップ面積や消費電力の削減を重視した製品である。ウェアラブル機器やカメラを搭載したIoT機器、自動車のADASなどに向ける。最大で1080p@60fpsのエンコードが可能である。

 いずれのIPコアも、Linux、Android、およびRTOSをサポートし、複数のビットレートオプションが利用可能。新製品のPowerVR Series5 video IPファミリーはすでにライセンス提供を開始している。

 さらに同社は、4ALU構成のGPUコア「PowerVR G6020 GPU」の提供も開始した(ニュースリリース2)この製品はPowerVR Series6 XEの中で最小のチップ面積だとする。例えば、28nmプロセスで400MHz動作の場合のチップ面積は2.2mm2に過ぎないという。