人とくるまのテクノロジー展 2015
2015年5月20日(水)~5月22日(金)、パシフィコ横浜で開催
目次
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無人タクシーは2020年に実現、ZMP社長谷口氏
2015年5月12日に自動運転技術を生かした旅客運送事業でディー・エヌ・エー(以下DeNA)との協業を発表したZMP。同社はロボットタクシー(無人タクシー)について、具体的にどのような考えを抱いているのか。「人とくるまのテクノロジー展2015」(2015年5月20~22日、パシフィコ横浜)で同社代…
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運転手の脈波や呼吸を、シートがそっと読み取る
運転手の脈波や呼吸、体動などのバイタルデータを、運転手が座るシートが“そっと”測定し、強い眠気などを検出した場合にはアラートを出す――。「人とくるまのテクノロジー展2015」(2015年5月20~22日、パシフィコ横浜)では、そんな利用シーンを想定した技術展示が相次いだ。
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トヨタの高熱効率1.5Lエンジン、1.3Lをベースに吸排気系を拡大
トヨタ自動車は「人とくるまのテクノロジー展2015」で、アトキンソンサイクルを採用した排気量1.5Lの新ガソリンエンジン「2NR-FKE」を展示した。2015年4月に発売した新型「カローラ」で採用したもの。
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ジェイテクト、「MIRAI」が採用した高圧水素封止弁と減圧弁
ジェイテクトは「人とくるまのテクノロジー展2015」にトヨタ自動車の「MIRAI」が採用した高圧水素封止弁と減圧弁を展示した。花園工場で生産している。
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NSKのEV用遊星ローラー減速機、騒音を減らし効率を上げる
NSKは、遊星ローラー減速機の試作品を展示した。EVのモーターから駆動軸までの間に減速することを想定したもので、減速比は4。実はこの試作品、展示会初出品ではないのだが、これまで内部の構造を明らかにせず、来場者からの不満もあったので説明を追加した。
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日本ポリプロの塗装レス樹脂、日産「Rogue」の内装材に採用
日本ポリプロは、塗装がいらないPP(ポリプロピレン)樹脂「WELNEX」を、「人とくるまのテクノロジー展2015」(2015年5月20~22日、パシフィコ横浜)に出展した。
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ThyssenKruppの複合高張力鋼板、欧州メーカーが車体骨格に採用へ
ドイツ製鉄・機械大手ThyssenKrupp社の日本法人であるティッセンクルップ・ジャパンは、「人とくるまのテクノロジー展2015」(2015年5月20~22日、パシフィコ横浜)に、2種類の高張力鋼板を組み合わせた複合鋼板を使った車体骨格の部品を出展した。
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スマホのアプリを簡単操作、デンソーが今夏に出荷開始
デンソーは、自動車のステアリングなどに取り付けてスマートフォン上の対応アプリを操作できるようにするコントローラー「くるくるピ」を、「人とくるまのテクノロジー展2015」(2015年5月20~22日、パシフィコ横浜)に出展した(図1)。対象とするスマホのアプリの開発元に、そのアプリに専用のライブラリー…
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デンソーが200A超級のSiCトランジスタ、8mm角で実現
デンソーは、8mm角のチップサイズで200Aを超える水準の電流容量を実現したSiCトランジスタを開発。同トランジスタを集積した6インチ(150mm)径ウエハーを「人とくるまのテクノロジー展2015」(2015年5月20~22日、パシフィコ横浜)に出展した。車載用Si-IGBTの置き換えを狙うもので…
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トヨタがSiC搭載車の公道実験で「燃費5%改善」
トヨタ自動車は、SiC(炭化ケイ素)パワー半導体を搭載したハイブリッド車(HEV)の公道実験の成果を「人とくるまのテクノロジー展2015」(2015年5月20~22日、パシフィコ横浜)で明らかにした。実験は2015年2月に愛知県豊田市内で始めたもので、現時点までに「従来比5%の燃費改善を確認した。…
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車載電子スロットル制御向けの小型モータードライバーIC、東芝が発表
東芝は、DCブラシ付きモータードライバICの新製品「TB9051FTG」を発表した。車載電子スロットル制御に向けたドライバーICである。
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軽自動車や中級車でもサラウンドビュー、ザインが新技術の開発を発表
ザインエレクトロニクスは、車載用サラウンド・ビュー・モニターの新技術を開発したと発表した。独自の視点変換アルゴリズムを開発したことがポイントだという。
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車載モーターを直結できる12V動作のCortex-M3マイコン、Micronasが正式発表
独Micronas社は、自動車や産業機器のモーター駆動を狙ったマイコン「HVC4223F」を正式発表した。ARM Cortex-M3をCPUにしたマイコンで、同社は昨年(2014年)11月にこの製品に関して一部発表している。
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サイバネット、自動車の音を設計段階から検証するサービス
サイバネットシステムは、空気の流れが原因で発生する流体音の音源を抽出する音響解析ツール「WAON Aero(ワオン エアロ)」をリリースし、このツールを使って、自動車や家電の振動音・流体音を解析し、対策を提案するサービスを開始した。WAON Aeroは、自社開発の音響解析ソフトウエア「WAON」のオ…
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フルHDを1ペア線で伝送、車載向けにザインがインターフェースIC
ザインエレクトロニクスは、同社の高速インターフェース仕様「V-by-One HS Standard Ver.1.4」に準拠した映像伝送用ICを発表した。このICを使うことで、フルHD(1080p、60フレーム/秒)の高解像度映像を1ペア線で伝送できる。車載機器やセキュリティーカメラに向ける。