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ビジネスカンファレンスで特別講演をする、BOE Technology Group社のFeng Yuan氏。
ビジネスカンファレンスで特別講演をする、BOE Technology Group社のFeng Yuan氏。
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 ディスプレー分野で最大の学会「Society for Information Display(SID)」のビジネスカンファレンスは、台頭する中国のディスプレー(パネル部品)最大手であるBOE Technology Group社の講演で始まった。同社Chief Strategic Marketing OfficerのFeng Yuan氏が「The Innovation in a Commoditized Industry」と題して講演した。

 同氏は講演で「コモディティー化(汎用品化)」を、顧客が価格のことしか考えなくなる状況へ向かう過程と位置付けた。他社と同じようなものしか顧客に提供できないと、利益も薄くなり、コモディティー化の波に飲まれてしまうとする。一方、同氏はコモディティー化の対極に位置付けたのが「カスタム化」である。他社にない独自のものを提供できる状態が、カスタム化が進んだ状態であるという。こうなると事業の利益率も高くなるという。

 カスタム化を進めるためにはイノベーション(革新)が必要だと、Yuan氏は述べた。さらに、BOE社はこうした技術革新に真っ向から取り組んでいるとし、最近の技術開発の成果を次々に紹介した。941ppiと超高精細の4.7型UHDの低温多結晶Si(LTPS)TFT液晶ディスプレーや、110型8K液晶ディスプレー、透明で曲げられる9.55型フレキシブルディスプレーなどである・