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天井に取り付ける見守りシステムの装置
天井に取り付ける見守りシステムの装置
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 コニカミノルタは、天井設置型センサーを使った見守りシステムを、「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日、東京ビッグサイト)に参考出品した。介護施設や病院のベッド上の天井に、マイクロ波センサーやカメラを一体化した装置を取り付け、入院患者や介護施設入居者の起床・離床、転落・転倒、呼吸による微体動などを検知する。

 患者や入居者の体にセンサーを付けることなく、この装置で心拍のモニタリングも可能という。見守り対象者の行動や心拍に異常を検出すると、スタッフに知らせる。また、取り付けられた部屋の様子をカメラで常時録画し、古い映像から順次、自動的に消去していく。異常があったときは前後の一定時間の映像を、スタッフの端末などに配信。スタッフは、複数の部屋からコールがあった場合に、現場へ向かう前に、映像から優先順位を決めて対応できる。異常時の映像は保存されるため、後から見直して、転倒などの状況を分析し、事故防止に役立てることもできる。

 スマートフォン用の専用アプリでは、「転倒」「離床」など出来事の種類と部屋番号、映像、経過時間を一覧で表示する。スタッフの対応中は該当の表示にグレーのマスクがかかり、対応が済むと表示が消える。リアルタイムにケア状況を表示するため、スタッフが重複して駆けつけることを避けられ、効率的にケアできるとする。

 天井に取り付ける装置は、マイクやスピーカーも備えており、一般的なナースコールのような使い方もできる。本システムは、2015年10~11月ごろに、病院や介護施設向けに販売を始める計画。価格は50床分の装置やサーバー、ソフトウエアなどシステム一式(工事費別)で1500万~2000万円程度を予定している。なお、在宅医療・介護向けに、クラウドサーバーを使うタイプの商品化も検討中という。