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実視野を妨げないスカウター型
実視野を妨げないスカウター型
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コントロールボックスを介して医療機器と接続
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展示パネル
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 ブラザー工業は、同社初の医療用ヘッドマウントディスプレー(HMD)「AiRScouter WD-250A」を「国際モダンホスピタルショウ2015」(2015年7月15~17日、東京ビッグサイト)に出展した。AiRScouterシリーズの新機種として2015年7月13日に発表したもので、同年10月下旬に発売する(関連記事)。画像診断装置などで取得した映像をディスプレーに投影でき、映像を見ながらの施術を支援する。

 眼鏡を装着していても実視野を邪魔せず使える形状や、ディスプレー画像が目からどのくらいの距離にあるように見えるかを調節できる焦点距離調整機能などが特徴だ。ディスプレーの画素数は1280×720。

 医療現場で使うメリットは、施術部位と映像情報を同一視野にとらえられること。例えば、透析治療における穿刺の際、わずかな視線移動だけで超音波エコー画像と穿刺部位を確認できるため、血管中央部に正確に穿刺しやすいという。この使い方に関しては、2013年から東京大学と共同で研究を進めてきた。従来、施術者は穿刺部位から目を離し、モニターなどに映したエコー映像を見ながら穿刺しなければならなかった。

 医療用モデルだけに搭載した機能としては次の三つがある。(1)インターフェースとして、業務用モデルにも搭載したHDMIに加え、医療用映像機器などで汎用性が高いビデオ端子を搭載した。(2)医療現場で求められるEMCの基準を満たす「IEC-60601-1」準拠のACアダプターを採用した。(3)映像の任意部分を拡大できる「任意部分拡大モード」を搭載した。