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Nokiaの技術が源流

 BLEは、元々、フィンランドNokia社が2006年に発表した低消費電力型の無線技術「Wibree」でした。腕時計やセンサ機器に向けた無線仕様として同社が提唱したもので、米Broadcom社や英CSR社などの半導体メーカーの他、セイコーエプソンや太陽誘電が同仕様の普及団体に主導メーカーとして名を連ねていました。しかしその後、WibreeをBluetoothが統合されることになり、Low Energyという名称が付与されることとなりました。

 「Bluetooth 4.0」がBLEであるとする記載も散見されることがあるのですが、これは正確ではありません。Bluetooth 4.0はBluetooth 3.0までの方式を含んだ広い概念だからです。そこで、Bluetoothの普及団体、Bluetooth SIGではBLEのみに対応した機器を「Bluetooth Smartデバイス」、BLEに加えて他のBluetooth方式に対応している「Bluetooth Smart Readyデバイス」と呼ぶようにしているようです(詳しくは「第16回 Bluetoothのはなし(2)」を参照)。