デジタルヘルス事例
目次
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体に直接貼れるシート状生体センサーを東大が開発、「ずれず、はがれず、壊れない」
東京大学 大学院 工学系研究科 教授の染谷隆夫氏らの研究グループは、体に直接貼り付けて生体情報を測定できるシート状センサーを開発した。ヘルスケアや医療、スポーツ、福祉などへの応用を見込み、体内での利用も視野に入れる。
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フレキシブル技術を医療へ、三つの特性向上が必要に
【寄稿】次世代の生体センシング
主にディスプレイ向けに研究開発が進められてきた有機トランジスタなどのフレキシブル技術。同技術を生体センシングなどに活用しようとする動きが活発になってきた。同分野の研究開発をリードしている東京大学大学院 工学系研究科 JST ERATO生体調和エレクトロニクスの染谷隆夫氏と関谷毅氏に、その課題や具体的…
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錦織圭の元コーチが示す「プロテニス選手+ウエアラブルセンサー」の可能性
ウェアラブル環境情報ネット推進機構(WIN)が2014年12月2日に東京大学で開催した「第64回WIN定例講演会 スポーツとウェアラブル」(共催:人間情報学会)では、順天堂大学大学院/パーム・インターナショナル・テニス・アカデミー校長の杉山芙沙子氏が登壇。「プロテニス選手のコンディション管理におけ…
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「スポーツとウエアラブル」、為末大が語る
スポーツとテクノロジーは今後どのように融合し、どのような未来を描くことができるのか――。2020年の東京五輪開催に向けて改めてスポーツへの関心が高まる中、こんなテーマの講演会が開かれた。ウェアラブル環境情報ネット推進機構(WIN)が2014年12月2日に東京大学で開催した「第64回WIN定例講演会…
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深刻な医療業界の情報セキュリティー
「Trend Micro DIRECTION」業種向け分科会トラックで議論
トレンドマイクロが主催する情報セキュリティーカンファレンス「Trend Micro DIRECTION」が、2014年11月21日に東京都内で開催された。同カンファレンス内の業種向け分科会トラックでは「可搬媒体の紛失事故から考える医療情報の安全管理について」と題し、医療システム開発センター(MED…
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「健幸ポイント」の実証実験がいよいよスタート
「関心の薄い層の引っ張り出しには成功」、福島県伊達市の参加者説明会から
2014年11月19日、福島県伊達市において「複数自治体連携型大規模健幸ポイントプロジェクト 参加者説明会」が実施された。
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最新テクノロジーを導入した有料老人ホームがオープン
オリックス・リビングの「グッドタイム リビング 千里ひなたが丘」
2014年11月1日、オリックス・リビングが手掛ける有料老人ホーム「グッドタイムリビング」の22棟目として、大阪府吹田市の「グッドタイム リビング 千里ひなたが丘」がオープンした。これに先立ち、同社は10月下旬に報道関係者向けの内覧会を実施。同施設に導入された最新テクノロジーなどを公開した。
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東芝が目指す「異次元ヘルスケア」とは――統括技師長が語る
“健康データ信託サービス”構想も
「エネルギーとストレージに続く第3の柱に育てようと、研究開発費を計画的に増やしている」――。東芝が2014年10月30日に開催した同年度上期の決算説明会。ヘルスケア部門の営業利益が前年度同期比で40%近く減った理由を、代表執行役専務の前田恵造氏はこう説明した。
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手術支援ロボット「ダビンチ」は、どう進化していくのか
Intuitive Surgical社の日本法人が事業説明会を開催
内視鏡で得た画像を10倍に拡大してディスプレーに3次元表示し、術者はそれを見ながら手元のレバーを動かす。そして、連動するロボットアームを遠隔操作することで手術を行う――。
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Samsung、医療機器で日本市場に攻勢
総力を結集した超音波診断装置を発売、“モバイルCT”も近く投入
スマートフォン事業の減速などによる業績不振が取り沙汰される韓国Samsung Electronics社。同社が今、次の柱に育てるべく取り組みを強化しているのが医療機器事業だ。2014年9月には、超音波診断装置などを手掛ける医療機器メーカーで子会社のSamsung Medison社との合併を検討して…
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JA広島総合病院:職員全体で現場のニーズに即したシステム環境を構築
FileMakerによるユーザーメード医療ITを実現
広島県西部最大の急性期病院であるJA広島厚生連 廣島総合病院(以下、JA広島総合病院)は、電子カルテシステムのリプレースを機に、これまで開発・運用してきたFileMakerによる様々な診療支援システムを継承運用するとともに、病院情報システムを支える重要な業務システムと位置付け、さらに積極的に活用を推…
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Apple Watchにもスリープトラッカーが搭載される?睡眠計測センサーは生活必需品!
健康管理ウエアラブルは、運動量の計測に加え、睡眠の質をモニターする。Appleが発表したApple Watchでは、睡眠状態を計測する機能は登場しなかったが、後継モ デルに搭載されると噂されている。ベンチャー企業からは、スリープトラッカーの登場が相次ぎ、睡眠を解析する技術が急速に進歩している。
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キヤノンが医療・健康分野に本腰、クラウドと“3D”で攻める
2017年に400億円事業へ、医療画像ソリューション事業を強化
キヤノンが、医療・健康分野に本格的に打って出る。同社製品と関連ソリューションの国内マーケティングを担当するキヤノンマーケティングジャパン(以下、キヤノンMJ)がこのほど、医療・健康分野の事業説明会を初めて開催。IT分野を中心に、同分野を新たな成長の柱とする方針を明らかにした。
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「あるく」「しゃべる」「たべる」は最良の薬――胎児期からの予防医療に挑む柏市
「健康未来都市かしわ宣言」を発表、“まちの健康研究所”を開設
健康未来都市推進協議会は2014年9月27日、「健康未来都市かしわ宣言」発表会を千葉県柏市で開催した。柏市を中心とする地域住民の生活習慣病予防や要介護リスク低減、予防医療への意識向上を目指す社会参加型の健康増進プロジェクトを始動するに当たって、開催したもの。同協議会の関係者が登壇し、プロジェクトの…
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センサーで食事の栄養価を解析、ウエアラブルはクラウドファンディングで生まれる!
医療やフィットネス向けウエアラブルが、相次いで登場している。実は、その新製品のほとんどが、クラウドファンディングから生まれている。ベンチャーキャピタルから出資を受ける一方で、クラウドファンディングで消費者から資金を募るケースが多い。消費者から資金を得る方式は、ウエアラブルやセンサーと相性が良いようだ…
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既に混戦に突入!健康管理ウエアラブルの生き残り戦略とは?
Appleは健康管理アプリ「Health」を発表した。Healthはウエアラブルで収集した情報を一元管理するダッシュボード。分類科目に「Galvanic Skin Response」という項目があり、健康管理のキーワードとして注目を集めている。
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ホテル日航東京が導入、“車椅子の花嫁”を輝かせる技術に迫る
ウエディング専用電動車椅子「Isco」、ドレスとの一体設計に秘訣
ロングトレーンを引き、新郎とともにバージンロードをゆっくりと歩む花嫁。車椅子に乗っていることを、会場の誰もが忘れた――。
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岡山二人クリニック:生殖医療に関わるデータの一元管理をFileMakerで実現
不妊治療のプロセス可視化・評価により安全・確実・安心の医療提供を
不妊治療を専門に行う岡山二人クリニックは、1996年の開院以来、院内の情報システム構築に取り組んできた。電子カルテをはじめとする診療支援システム、職員情報共有システムや患者(カップル)との情報共有システムなど、試行錯誤しながら最適なシステム環境の構築を目指している。なかでも診療支援システムの中核とし…
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「オムロン式美人課」の担当者が語る、女性の“美しく健やかにありたい”をかなえる商品企画
「オムロン式美人課」――。オムロン ヘルスケアは2014年春、一風変わった名前の部署を立ち上げた。社内で“美しい”と評判の女性社員を集めた、男性社員あこがれの部署、ではない。「無理しすぎず、美も健康もちょうどよく」。同社が考えるそんな“美人”を生みだすことにつながる商品の企画やプロモーションを担当…
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FileMakerとiPad miniによるトリアージシステムの有用性は?――昭和大学病院が防災訓練で災害トリアージ情報共有システムを検証
災害拠点病院の昭和大学病院(東京都品川区)は、防災の日である2014年9月1日、震度6の首都直下型地震発生を想定した防災訓練を実施した。訓練では、災害対応標準マニュアルに基づいて直ちに災害対策本部を立ち上げ、救命救急センターを中心とした災害医療体制を敷いた。この中で、搬送された傷病者に対するトリア…