デジタルヘルス事例
目次
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「スマホとの役割分担で超小型化」、NTTが開発したウエアラブル血流センサー
NTTは、スマートフォンと組み合わせて使う小型・軽量の血流センサーを開発した。身体に装着し、循環器系の働きやメンタル状態を把握できるセンサーだ。健康増進や医療サポート、エンタテインメントなどの分野で、2014年度中にも事業化したい考えである。同センサーの開発者に設計の工夫や事業化への展開などについ…
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国立長寿医療研究センター:FileMakerをシステム基盤としてバイオバンク情報管理システムを構築
ソフトウエアの部品化とアジャイル開発で現場のニーズに即応したシステムを実現
国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)はバイオバンク事業開始に伴い、システム基盤としてFileMakerを採用、バイオバンク情報管理システムをシステム会社と共同で独自開発した。バイオバンク業務のワークフロー自体が固まっていない状態で、頻繁な仕様変更や現場の要求をシステム実装するためにアジャイル型…
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「福祉はまさに情報産業」、クラウドを用いた介護サービスで急成長中のグッドライフケア
保険代理業から会社を興し、“副業”で始めた介護事業が急成長を遂げて本業へと変わった、ユニークな経歴を持つ介護サービス事業者。それが、東京と大阪の大都市圏で介護/看護サービスを展開するグッドライフケアだ。
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「医×食×IT」に取り組む日本ユニシス
佐渡島の医療情報統合基盤への参加患者数は人口の20%近くに
ITサービスや情報システムを提供する日本ユニシスは今、地域の医療情報統合基盤の構築に取り組んでいる。2014年2月20日、同社が毎月開催している報道陣向けセミナーの中で、佐渡島(新潟県佐渡市)における統合基盤の例を紹介した。
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「ISO13482」の発行は、介護ロボット産業にどんな影響をもたらすのか
2014年2月17日に開催された、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による記者説明会。記者の数倍にも及ぶ発表側の関係者が会場を埋め尽くした。 話題の中心は「ISO13482」。介護ロボットをはじめとする、いわゆる生活支援ロボットの安全性に関する国際規格として2014年2月1日に正式に発…
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「健康管理は生まれる前から」──なぜインテルとマイクロソフトは電子母子手帳の標準化に取り組んだのか
母子健康手帳の電子化と標準化を目指す「電子母子健康手帳標準化委員会」が2014年1月24日に発足した。早期に電子母子健康手帳の標準的な記載法を制定し、標準化を目指すための委員会である。
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中之島クリニック(新潟県長岡市):医師によるプロジェクトで開発されたFileMaker版電子カルテを導入
サポート体制を充実させたANNYYS_Developer版導入で院内情報システムを構築
新潟県長岡市の田園地帯にある中之島クリニックは、従来から運用してきたレセコンと連携できるFileMakerをプラットフォームとした電子カルテソリューション「ANNYYS_Developer版」(関連記事)を導入。2013年1月から運用している。オープンソフトのフリーウエアである同システムだが、同ク…
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診療支援から介護連携まで、ユーザーメードで様々な要求を満たす
医療現場に浸透するFileMakerによる診療支援、医療連携システム
以前から医療従事者の研究用データ管理や業務管理に利用されてきたFileMakerだが、ユーザーの要求を満たすシステムを開発し成功に導くことが可能なツールとして、医療現場に深く浸透しつつある。電子カルテシステムと連携する診療支援システムや電子クリニカルパスシステム、さらには地域医療・介護連携ネットワ…
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メディカル指南車の「画像診断eラーニング」、システムの開発背景と特徴を探る
症例データをデータベース化し2次利用を容易に
画像診断のeラーニング――。このようなサービスを今、NPO法人のメディカル指南車が展開している。自宅や教室、職場など、インターネット環境とパソコンがあれば、いつでも画像診断の学習ができるシステムである。同システムの開発背景や特徴などを探ってみた。
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鶴見西口病院(神奈川県横浜市):基幹システムとデータ連携した透析業務支援システムを構築
現場のニーズに即した業務支援システムをFileMakerで実現
鶴見西口病院は、透析業務を中心とした院内業務支援システムを臨床工学技士長がFileMakerを用いて自らの手で構築。関連の医療法人が構築したグループ共用の基幹システムとデータ連携して、情報を一元化している。FileMakerで作成された院内業務支援システムは、基幹システムでカバーできない各施設の現…
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柴垣医院(東京都目黒区):透析医療の業務効率化と安全性向上を実現
FileMakerを利用したデータの一元化とiPadで効率化したラウンド業務
透析専門クリニックの柴垣医院は、メーカー製の透析業務支援システムのデータをベースに、院内のあらゆるデータをFileMakerで一元化。ベッドサイドでの透析業務支援システムとラウンド中で利用するiPad/iPad miniの相互運用により、日々の透析業務の効率化に成功している。
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山積する医療課題を逆手に取る青森県の挑戦
見えてきた「ヘルスプロモーションカー」の効果
世界遺産の白神山地に、十和田湖や奥入瀬、八甲田山――。多くの景勝地を有する青森県。人口約135万人で、県の面積は9644km2である。
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製鉄記念広畑病院(兵庫県姫路市):医師自ら開発したFileMaker版院内がん登録システムを運用
電子カルテや診療支援システムとの連携で自動登録を実現
兵庫県姫路市の製鉄記念広畑病院は、院内がん登録システムを医師自らがFileMakerを駆使して開発・運用している。登録作業が繁雑な院内がん登録を、電子カルテやFileMakerで構築したさまざまな診療支援システムと連携することにより、ほぼ自動的な登録を実現。登録作業を効率化し、病院全体の漏れのない…
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“ヘルスケア・マンション”登場、ワイヤレス呼吸センサや新プラットフォーム「健康みはり」などを実装
「次世代医療機器サミット2013」プレビュー
「現在、企業や研究機関でさまざまな生体センサの開発が進められている。しかし、それぞれのセンサ(開発企業)ごとにビジネスモデルを構築するのは簡単ではない。そこで我々は、こうしたセンサと自由に連携できる、いわば“オープン・プラットフォーム”の健康管理システムの開発を進めている」――。
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注目集まる“指で触れるだけの血圧計”、「コア部分の1チップ化に成功」
「次世代医療機器サミット2013」プレビュー
2012年11月。ドイツのデュッセルドルフで開催された世界最大の医療機器展示会「MEDICA 2012」。17のホールを利用した合計12万m2のスペースに約4500社が出展する中、会場の端にもかかわらず、国内外の来場者がひっきりなしに訪れ、極めて大きな注目を集めているブースがあった。
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高精度な加速度センサで心拍計測、2014年の実用化目指す村田製作所
「次世代医療機器サミット2013」プレビュー
“体重計”に乗るだけで心拍を測定――。 このような技術を開発しているのは、2013年7月17日に開催する「次世代医療機器サミット2013 ~次世代センサが切り拓くヘルスケアの未来~」において、「MEMSセンサが切り拓く新たな患者モニタ・介護の可能性」と題して講演する予定の村田製作所である。
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医療・ヘルスケア事業に注力するSamsungやSK Telecom
「次世代医療機器サミット2013」プレビュー
「Samsung Electronics社が、医療機器の営業、研究開発の中途採用を国内外で大幅に増やしているという噂が絶えない」――。
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「重厚長大な診断装置を小型・簡便に」、電子部品メーカーと医療現場の連携を訴える京都府立医科大学の高松氏に聞く
「次世代医療機器サミット2013」プレビュー
「医療機器のイノベーションを加速させるためには、これまでと視点を変え、電子部品・部材メーカーと医療現場が初期段階から連携して開発を進めることが必要だ」――。
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東芝のワイヤレス生体センサ・モジュール「Silmee」、小型化に寄与した「疑似SoC」とは
「次世代医療機器サミット2013」プレビュー
東芝は2013年3月、脈波や心電、体温、体動など複数の生体情報を同時にセンシングし、スマートフォンやタブレット端末などに無線でデータを送り出せるセンサ・モジュール「Silmee(Smart healthcare Intelligent Monitor Engine&Ecosystem)」の開発を発…
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登録の効率化と精度向上を実現する院内がん登録システムを開発・運用
大阪府立成人病センターで開発されたシステムを最新版FileMaker Proに移行、他病院へも提供
がん診療連携拠点病院は各種のがん登録事業に協力するため、それぞれの登録様式に合わせて効率的な登録作業が求められている。医療機関の独自開発も含めてさまざまな院内がん登録システムがある中で、国立病院機構 大阪医療センターは大阪府立成人病センターで開発・提供していたFileMakerによるがん患者登録シ…