デジタルヘルス・レポート
目次
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「生涯活躍のまち」構想、自治体と民間の役割をパネル討論
第4回「日本版CCRC推進会議」から
「生涯活躍のまち」構想と名付けられた日本版CCRC。地方版総合戦略と密接に連携しながら展開していくだけに、まだ緒についたばかりだが、一方で具体的に動き始めている自治体や事業者もいる。2015年9月4日に開かれた報告会「日本版CCRC推進会議 第4回」では、こうした先進事例の担当者をパネリストに迎え…
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中心市街地型や恩返し型…、CCRCに多様なケース
第4回「日本版CCRC推進会議」から
「今後はアクティブシニアの誘致合戦が始まる。その場所が選ばれる理由が先鋭化していくだろう」――。三菱総合研究所 プラチナ社会研究センター 主席研究員の松田智生氏は「日本版CCRC推進会議 第4回」(2015年9月4日)の中でこのように語った。松田氏は、まち・しごと・創生本部が主催する「日本版CCR…
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老健に導入した介護ロボ、「自宅用に買いたい」との声も
介護老人保健施設たかつ 事務課長の湯浅氏
医療や介護の現場におけるロボット導入に関する講演が繰り広げられた「介護ロボットフォーラム2015 in 新横浜」(主催:かながわ福祉サービス振興会、2015年9月15日開催)。七沢リハビリテーション病院脳血管センター病院長の山下俊紀氏、特別養護老人ホーム新鶴見ホームの事務長の伊藤尚子氏に続き、介護…
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杉並区と南伊豆町の「お試し移住プロジェクト」
第4回「日本版CCRC推進会議」から
東京都杉並区と静岡県南伊豆町は、共同で「お試し移住プロジェクト」を画策している。両自治体の担当者が、「日本版CCRC推進会議 第4回」(2015年9月4日)で講演した。
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介護ロボが職員を育てる? 「パルロ」導入の意外な効果
特別養護老人ホーム新鶴見ホーム 事務長の伊藤氏が語る
2015年9月15日に開催された「介護ロボットフォーラム2015 in 新横浜」(主催:かながわ福祉サービス振興会)では、七沢リハビリテーション病院脳血管センター病院長の山下俊紀氏による講演に続き、特別養護老人ホーム新鶴見ホームの事務長である伊藤尚子氏が、小型のセラピーロボット「PALRO(パルロ…
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「リハビリで特に大切なのはパー」、介護ロボ開発に必要な視点
七沢リハビリテーション病院脳血管センター病院長の山下氏
「介護ロボットフォーラム2015 in 新横浜」(主催:かながわ福祉サービス振興会)が2015年9月15日に開催され、介護の現場の視点からロボット導入に関する講演が行われた。七沢リハビリテーション病院脳血管センター病院長の山下俊紀氏は、介護ロボットの開発に関わる立場から、リハビリ支援ロボットの効果…
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室伏広治、「スポーツ×テクノロジー」を語る
「テクノロジーはスポーツの可能性を広げる。そのポテンシャルに期待している」――。男子ハンマー投げ競技のオリンピアンであり、スポーツ科学者でもある室伏広治氏。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 スポーツディレクターも務める同氏が、スポーツにおける「テクノロジー」の可能性について、熱弁…
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ホリエモンも参戦、脳科学者が語るAI
2015年9月7~8日に東京ビッグサイトTFTホールで開催されたイベント「Wearable Tech Expo in Tokyo 2015」では「AI(人工知能)とロボットのある社会、人の存在はこうなる」と題したパネルディスカッションが開催された。登壇者は“ホリエモン”こと実業家の堀江貴文氏、脳科…
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八幡平版CCRCの挑戦、「決して施設ではない」
第4回「日本版CCRC推進会議」から
2015年9月4日に開催された、第4回となる「日本版CCRC推進会議」(主催:三菱総合研究所)。省庁関係者(内閣官房と国土交通省)による発表に続き、唯一、事業者として登壇したのがアーベイン・ケア・クリエイティブ 企画開発室 室長の山下直基氏だ。同社は岩手県八幡平(はちまんたい)市でサービス付き高齢…
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「生涯活躍のまち」構想、内閣官房の高橋氏が語る
第4回「日本版CCRC推進会議」から
これまで日経デジタルヘルスでも定期的に報じてきた「日本版CCRC」。2015年9月4日、第4回となる「日本版CCRC推進会議」(主催:三菱総合研究所)が開催され、関連する省庁関係者や事業者、地方公共団体が発表を行なった。
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“いびきベンチャー”が約15億円を調達できたワケ
「Digital Health Meetup Vol.3」から(4)
以前、日経デジタルヘルスでインタビュー記事を掲載し、大きな反響を呼んだseven dreamers laboratories(セブンドリーマーズラボラトリーズ)。同社は航空宇宙分野の技術開発で培った技術力を生かし、いびきや無呼吸を防ぐシリコンチューブ型デバイス「ナステント クラシック」を開発。20…
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排泄ケアデバイスに仮想診察室、スタートアップ2社が熱弁
「Digital Health Meetup Vol.3」から(3)
続々と新しいプレーヤーが登場しているデジタルヘルスの世界。2015年7月28日に開催されたグリーベンチャーズ主催のイベント「Digital Health Meetup Vol.3」では、注目を集めるスタートアップ2社が自らのサービスを紹介した。
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「規制と新規参入の極意」をパネル討論
「Digital Health Meetup Vol.3」から(2)
グリーベンチャーズが主催するイベント「Digital Health Meetup Vol.3」(2015年7月28日)では、米Acucela社 会長、社長兼CEOの窪田良氏のキーノートスピーチに続き、「ヘルスケア領域における規制と新規参入の極意」と題したパネル討論が開催された。
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起業家の条件、Acucela社の窪田氏が語る
「Digital Health Meetup Vol.3」から(1)
グリーベンチャーズが継続的に開催しているヘルスケア関連イベント「Digital Health Meetup」。第3回となる「Digital Health Meetup Vol.3」が、2015年7月28日に東京・六本木ヒルズ森タワーで開かれた。
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運動しない人に運動してもらう術はあるのか
自治体の健康づくりプロジェクトの在り方を議論
普段運動しない人を自治体の健康づくりプロジェクトに呼び込むにはどうしたらいいか――。こんなテーマを掲げてヘルスケア事業に携わる専門家が、「SPORTEC 2015」(2015年7月28~30日、東京ビッグサイト)で議論を交わした。
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“スポーツ革命”で寿命革命を
弘道お兄さんと銀メダリスト山本氏が語る「スポーツと健康」
「スポーツと健康を考える」。こう題した特別企画が、2015年7月3日に開催された「超高齢化社会の未来を考えるヘルシーエイジング・イノベーションフォーラム」で実施された。同フォーラムは、「寿命革命」を目指す弘前COIプロジェクトの活動報告の一環として実施されたもの。
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宮城の地域医療連携システム「MMWIN」はこうしてセキュリティーと多様性を確保した
「第19回 医療情報学会」の共催セミナーから
地域医療連携システムをはじめ、医療系ネットワークには外部施設との安全な診療情報のやり取り、あるいは用途や相手先に応じてセキュリティーレベルを確保した通信制御が求められるようになった。宮城県の地域医療連携システム「みやぎ医療福祉情報ネットワーク」(MMWIN)では、ネットワーク仮想化技術やフルメッシ…
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注目集める弘前COIの「寿命革命」
文部科学省と科学技術振興機構(JST)が旗振り役となって2013年から実施している「センター・オブ・イノベーションプログラム(The Center of Innvation Program)」。略して「COI」と呼ばれるこのプログラムは、「10年後、どのように社会が変わるべきか、人が変わるべきか、…
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「スマートウエルネスコミュニティ協議会」の期待と課題
6人のパネリストが語る
筑波大学やみずほ銀行、NTTなど約70の企業・団体が参加し、住民が健康な状態で長生きするための予防医療を推進する「スマートウエルネスコミュニティ協議会」。2015年7月2日に開催された設立総会では、「健康長寿とイノベーション」をテーマにパネルディスカッションが実施された。 本記事では、パネルディス…
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救命救急外来でのリアルタイム診療記録記載は可能か
「第19回 日本医療情報学会」のポスター発表から
救命救急外来でのシステムによるリアルタイムの診療記録記載は可能か――。メーカー製電子カルテの入力・参照インターフェースとしてFileMaker Proを利用している国立病院機構 大阪医療センターは、この仕組みを用いて高速入力用テンプレートによるER経過記録ツールを2014年1月より運用している。