デジタルヘルス・レポート
目次
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健康医療のパラダイムシフトのカギを握るユビキタスICT
NPO法人日本医療情報ネットワーク協会(JAMINA)は12月3日、東京医科歯科大学で、「ユビキタス健康医療社会の実現と医療福祉ICTの今後の方向性について」と題したセミナーを開催した。また、協賛したLeadPhysicianによるヘルスケア市場におけるマーケットリサーチの重要性についての講演も行…
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【第30回医療情報学連合大会】地域医療連携の多様な実態が明らかに
第30回医療情報学連合大会では、地域医療連携に関して共同企画やワークショップ、一般口演の各種セッションで、全国各地で実施されているさまざまな事例が報告された。地域医療連携ネットワークの利用状況や継続性、その実質的な効果などプロジェクトによって差異が生じており、多くの課題が明らかにされた。発表された…
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【第30回医療情報学連合大会】病院情報システムは仮想化できるか―福井大学、成育医療研究センター
第30回医療情報学連合大会が、11月19日(金)から21日(日)までアクトシティ浜松(静岡県浜松市)で開催された。大会テーマは、「連携と協調が創る、新たな医療-未来に向けたシステム基盤を考える-」。この大テーマに沿って数々の講演が行われたが、大きな注目を浴びたのは病院情報システムへの仮想化技術の適…
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患者の視点に立った医療機関相互の連携を支援――C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2010・セミナー
エスイーシー(本社・函館市)は、C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2010(東京国際フォーラム・11月11日~12日)で、「患者のための真の地域医療連携サービスを目指して-ID-Linkを核とした医療機関相互の連携への支援』と題した講演を行った。同講演は、NEC C&Cシステムユーザー会(NUA)…
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ITによる医療構造改革には政府のイニシアティブと成果検証が必要:岐阜大学紀ノ定教授
10月27日開催、インターシステムズ・セミナー
効率的・効果的な医療提供に向けて、多くの国がITを基盤として医療システムの改善と効率化を進めている。ヨーロッパ諸国の先進動向を視察してきた岐阜大学大学院教授(医療情報学分野)の紀ノ定保臣氏が、インターシステムズジャパン主催のヘルスケアセミナーで「ヨーロッパ先進動向と日本での医療IT活用における課題と…
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医療ITはデータベースによる情報の二次活用のフェーズに
平成22年度医療IT推進協議会シンポジウム
医療IT推進協議会(会長:田中 博・東京医科歯科大学情報医科学センター長)は、10月22日に東京都内でシンポジウムを開催した。今年度は「国民のための保健医療情報システムの構築に向けて~医療ITの推進から医療DBの活用へ」と題して、電子化された医療情報データベースの活用をテーマに講演・討論が行われた…