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 総務省は9月30日、「公立病院改革プラン」の2012年度末の実施状況を公表した。それによると、2012年度に経常収支比率の目標を立てた施設の達成率は5割少々で、まだ経営改善途上の施設が少なくないことが明らかになった。

 改革の3本柱のうち、「経営の効率化」は2011年度が事実上の最終年度のため、2012年度に経常収支比率などの目標を設定したのは、調査対象の897病院中658病院のみ。その達成率は53.8%で、目標を未達成の施設がまだ半分近く残っている(図1)。なお、経常収支が黒字の病院は全体の50.4%(図2)。

 残る二つの柱のうち、「再編・ネットワーク化」は、そのための計画を策定済みか2013年度に策定予定の施設が49.2%を占める一方で、なお策定を検討中の施設も25.4%を数えている(図3)。また「経営形態の見直し」では、2009年度から2012年度までに見直しを実施した病院は212施設に上る。内訳は、「地方公営企業法の全部適用」が105施設で最も多く、次いで「地方独立法人化」の51施設だった(図4)。