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自院システムの簡易版を無償ダウンロード提供

 小規模の透析施設でメーカー製の透析業務支援システムを導入するのは、投資コストや技術的に主導する担当者の不在などで壁がある。一方、泉南新家クリニックはFileMakerで自作することにより、コストを抑え運用成果を上げてきた。そこで、基本的な機能に絞ったiPad運用版を無償で提供していく計画を進めている(※ダウンロードサイトは最後尾の診療所概要を参照)。「周辺の関連施設いくつかに聞いてみましたが、未だに手書きで管理しています。システム化を躊躇しているそうした施設の方々に、ぜひ広く使っていただきたい」(高木氏)。

無償配布される透析業務支援システムはiPadでの運用が可能
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 無償ディストリビューション版は「dotto HD」という名称で、患者管理、透析記録(記録用紙出力)、透析サマリー、血液検査予定など管理機能、マスター登録・管理などの基本機能を実装。ユーザーインターフェースも、各機能をアイコン化して誰でも容易に操作できるようにしている。「透析業務のシステム化をしていない7割以上の施設に、まず使ってもらうため。便利さや安全性向上を実感して欲しいと考えています」と高木氏は、機能を絞り込んで無償で提供する狙いを説明する。

 無償ディストリビューション版は、ファイルメーカーのWebページからダウンロードできるようにする。ファイルメーカーからセールスやマーケティングについてのサポートを受け、各種ソリューションを開発するFBA(FileMaker Business Alliance)メンバーのトップオフィスシステム(本社大阪市西区)が、提供業務や製品サポートなどを担当する。

Kt/V値で適切な透析量を評価する至適透析管理画面
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管理機能をアイコン化したユーザーインターフェース。より操作を理解しやすいよう工夫した
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