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緊急通報サービスを活用

真誠会
真誠会の小田氏

 「2012年3月末まで実施していたモデル事業の中で、命を助けることができた事例が既に出てきていますよ」――。

 こう語るのは、真誠会理事長の小田貢氏。実は真誠会の24時間訪問サービスには、デジタルヘルスの観点からも興味深い特徴がある。それは、フィリップス・レスピロニクスが2011年12月に提供を始めたばかりの「フィリップス緊急通報サービス」を活用していることだ。小田氏のコメントは、このフィリップス緊急通報サービスが既に大きな効果を発揮しているということを示すものである。

 フィリップス緊急通報サービスを簡単に説明すると、まず、システムとしては、利用者が首にぶら下げるペンダントと、自宅の電話回線につなぐ通信機で構成される。ペンダントは、利用者の転倒や転落を自動で検知する機能を備える。気圧や高度、加速度などのセンサを搭載しており、それらの検出値の変化から転倒・転落などの異常を見つけだす。転倒・転落と判断した場合には、通信機を介して約30秒後に自動的にフィリップス・レスピロニクスのコール・センター(安心サポートセンターと呼ぶ)に通報される。

真誠会
真誠会のサービスを利用する高齢者。フィリップス緊急通報サービスで使うネックレス型のセンサを首にぶらさげている

 つまり、利用者自らが緊急を知らせるボタンを押さなくても、自動的に通報されるのが特徴である。転倒して気を失ったり、怪我をして動けなくなったりした状態でも対応できるというわけだ。もちろん、ペンダントには通報用のボタンもあり、利用者が自らボタンを押して通報することもできる。なお、ペンダントは防水保護性能の指標であるIPXの「7相当」の防水仕様を備えているため、転倒が多い浴室でも身に着けたまま入浴できるという。

 言うまでもなく、高齢者(要介護者)の転倒・転落は死に直結する問題となっている。こうした転倒・転落が「自動的に検知できる意義は非常に大きい」と小田氏は強調する。さらに同氏は、ペンダントの性能に対しても、「高く評価している。これまで、実際に転倒したけれども通報されなかったという事例は1件もない」と語る。