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先進のネットワーク環境やアプリケーションにより治療件数を向上

心臓血管センター専用の64列CT
心臓血管センター専用の64列CT

 CTによる低浸襲検査への安心感以外にも、数多くのプラス要因が治療件数増につながっていると西田氏は分析する。そのひとつが、院内画像ネットワークシステムを活用した画像の活用だ。同院では、静止画専用サーバーとカテーテル動画専用サーバーを導入して、画像の管理と保存をリアルタイムに行っており、病状説明や疾患治療に役立てている。「PACSネットワークを利用して、院内のあらゆる場所で閲覧できる環境を整備しています。通常の2次元画像では伝わりにくい病状も、3次元構築したCT画像や動画で説明することで、患者さんへの説得力が増すし、治療に対するより深い理解を得ることができます。これらも、治療数の向上に大きく影響しているのでは……」と西田氏は推察する。

 さらに高井病院では、これまで全く別々に利用していたCTの立体画像とアンギオの血管造影画像を連動させる最先端アプリケーション「TrueView」(フィリップス社製)を導入した。これは、CT画像上で見えている冠動脈の配置に合わせて、アンギオのX線透視の角度を自動調整するもの。これにより、患部血管を最も長く見える位置(正横)からとらえるのが容易になった。

 「精度と治療スピードが向上することで様々なメリットが生まれます。治療に要する時間が短くなると、当然、その間のX線被曝量や、造影剤の使用量も抑制でき、患者さんにとってより負担の少ない治療が可能になります」(西田氏)。こうした一つひとつの取り組みが同院の評価を高め、患者数や治療数の増加に結びついているようだ。