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　グループホーム事業を主力とする（株）ウイズネット（さいたま市大宮区）は、10月から高齢者向けの配食サービスを開始した。介護報酬の引き下げによる減収を、保険外ビジネスの拡充で補う。同サービスの提供で地域における知名度を高め、既存自社サービスの利用につなげる狙いもある。

　料金は1食当たり500円。顧客の安否確認サービスをセットで提供する点が最大の特徴だ。食事は対面での受け渡しを原則とし、利用者の安否確認が取れない場合などには、契約時に登録した緊急連絡先に通報する。

　まずは自社の介護事業所が集まるさいたま市を対象に展開。2年後には埼玉県、東京都、神奈川県に対象を広げ、将来的に1日2万食の提供を目指す。