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 西日本旅客鉄道(株)(JR西日本)は、子会社の(株)JR西日本メンテックを通じて、10月から通所介護事業に参入する。沿線住民の高齢化が進む中、通所介護サービスの提供で利便性を高め、沿線価値の向上に努める。

 まず、大阪市内でも比較的高齢者の多い阿倍野区で、南田辺駅付近の高架下に機能訓練特化型の通所介護施設「Jパレット南田辺」を開設する。定員は1日30人で、午前と午後各3時間の2交代制。主に軽度者を対象に、トレーニングマシンを使った機能訓練プログラムを提供する。これに先立ち、JR西日本は9月、全国30カ所で通所介護事業所を展開するポシブル医科学(株)(大阪市中央区)と資本提携した。同社から技術的なノウハウの供与を受ける。