――大規模な太陽光発電システムの増加に対応するために、どのような取り組みをしているのか。

橋本 電気主任技術者の資格を持つ職員の技術力の向上に注力している。例えば、太陽光発電に特化した研修の強化や、関連する資格の取得を進めていくことで、顧客の安心感の向上や、職員の意欲の向上につなげていきたい。

 対象となる資格には、日本住宅性能検査協会の「太陽光発電アドバイザー」や太陽光発電協会の「PV施工技術者」がある。また、太陽光発電システムの点検における技術水準を担保するような独自の認定制度を今後、制定していきたい。

 こうした取り組みによって、太陽光発電システムの点検に対する知見を深め、トラブルへの対応力を一層高めたい。不具合や実際に発生したトラブルに関する情報の蓄積と、その共有にも力を入れている。

 この一環として、三重支店に新たな社屋「ソーラービル」を建設した。屋上に太陽光発電システムを設置しており、点検やメンテナンスの技術の習得に活用する(図3)。

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図3●三重支店の新たな社屋「ソーラービル」の屋上に太陽光発電システムを設置
点検やメンテナンスの技術の習得に活用する(出所:中部電気保安協会)
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