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 日本医療機能評価機構は、病院機能評価の枠組みを大幅に見直すことを決定し、6月15日に公表した。医療機関の機能分化の流れを受け、病院の機能区分別の評価体系とし、評価内容も変更する。新たな方式での審査受け付けは10月から開始し、2013年4月からの運用を予定している。

 現在は、全病院共通の「本体審査」と、救急医療機能、リハビリテーション機能(回復期)など三つの「付加機能評価」による評価体系となっている。これを改変し、「一般病院1」(日常生活圏域などで地域医療を支える中小病院)、「一般病院2」(二次医療圏などで急性期医療を中心に地域医療を支える基幹病院)、「リハビリテーション病院」「慢性期病院」「精神科病院」の五つの区分から病院側が自ら選び受審する形にする。主たる機能種別を「一般病院1」とし、副機能として「リハビリテーション病院」を選ぶといった具合に、複数の機能種別で受審することも可能だ。

 一方、評価内容に関しては、現行は危機管理体制や人員配置といった構造面(ストラクチャー)の項目が多いが、診療プロセスとその支援機能を重視する方向に転換する。「病院が重視している、医療の実践内容に評価の軸足を移した」と評価事業部長の齊藤剛氏は話している。