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 有料老人ホーム大手のロングライフホールディング(大阪市北区)は2014年4月、インドネシアで合弁会社を通じて、現地富裕層向けに高齢者施設「シニアリビング・カヤンガン」を開設する。8ヘクタールの敷地にアパート型施設7棟(各定員40人)、戸建てのヴィラ型の施設102棟を整備し、フィットネスサロンやプールなどを併設する。

 利用権方式を採用し、料金は終身利用ならばアパート型で約1300万円、ヴィラ型で約2600万円を予定。要介護者の入居も可能で、現地採用のリーダー職員5人が来日し、介護技術や接遇などを研修している。インドネシアは介護保険制度が存在せず、介護サービスは別途自費になるが、日本の高品質のサービスを武器に現地富裕層に訴求する。