積雪対応を追加

 一方、柏原ソーラーは、2014年4月に発電を開始した(図6)。サイトの東隣には、山がある(図7)。きんでんは、山影の影響を太陽光発電解析システム「ソーラーナビ」で事前に解析し、「午前中に約3%の影響に留まるように設計した」(きんでんの岩田敏明執行役員)。実際の発電量への影響は、検証中という。

図6●昭建柏原ソーラー発電所
積雪地域である米原市に立地する(出所:昭建)
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図7●東側には山が迫る
(出所:日経BP)
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 石部ソーラーとの大きな違いは、積雪地帯に立地するため、積雪対策が必要だったことだ(図8)。パネルの設置角は、石部ソーラーの10度に対して、柏原では15度にした。パネルの底部の設置高は、60cmから80cmに引き上げた。架台は、アルミニウム製から鉄製に変えた。太陽光パネルは、322W品から、通常の寸法の245W品に変えた。いずれも、積雪や積雪時に想定される垂直荷重に対応するためという。

図8●太陽光パネルの寸法、設置角、設置高さ、ケーブルの敷設方法などを積雪対応に変更
(出所:日経BP)
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